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脳死の判定基準の覚え方

心臓死の判定基準は「死の3徴候」と言われる次の3つです。
・心拍動の停止
・呼吸運動の停止
・瞳孔反射の消失あるいは瞳孔の散大(以下、瞳孔散大と省略)

一方、脳死の判定基準は
①呼吸運動の停止
②瞳孔散大
③深昏睡
④平坦な脳波
⑤急激な血圧低下とそれに続く低血圧
⑥これらがそろった時点から6時間後にも、継続的にこれらの条件を満たすこと

という、心臓死の判定①②を含めた6つの条件を全て満たす必要があります。

心臓死の3つの判定基準はそれほど難しくないと思います。映画やドラマで、患者さんが亡くなる時に医者が行っている動作を思い浮かべてみて下さい。呼吸が止まる(呼吸運動の停止)心電図のモニターに波形が無くなる(心拍動の停止)、目を開いてライトを当てる(対光反射の消失)。これはよく見ます。

問題は脳死の方です。脳死は心臓死の心拍動の停止以外の2つと、その他4つの条件があります。そこでこれら脳死判定基準6項目を一気に覚えるゴロを作りました。覚えるインパクトが大事なので、不謹慎だと思われたらすみません。

父さん、事故で脳死。新婚決定を堪能できないなんてむごい。

①父さん→瞳孔散大
②事故→自発呼吸の停止
で脳死
③新婚→深昏睡
④決定→血圧低下
⑤堪能→平たんのう波→平坦な脳波
できないなんて
⑥むごい→6ごい→6時間後にも継続的に全ての条件を満たす


「脳死」の前にある2つは、心臓死の条件でもあるので分けて覚えられるようにしました。

ゴロだけ覚えても、キーワードしか出てこないので、キーワードが出てきたら条件が言える程度には内容を覚えておきたいですね。


参考書籍:2011年版UーCANの管理栄養士速習レッスン


















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# by inufukuken | 2016-05-16 07:14 | 人体の構造と機能(42) | Trackback | Comments(0)

内分泌ホルモンの情報伝達

いつも質問していただく「あんさん」からこんな質問がありました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

情報伝達のcAMPやGタンパク質は細胞外からのホルモン?
を受容体を介して細胞内に取り込む?のでしょうか?細胞内に物質を活性化させると理解すれば良いのでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

皆さんの中でも、この辺をどう覚えればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここからは、管理栄養士国家試験を勉強する上で、効率よく覚える方法を私なりに考えて書いたものです。その辺をふまえて読んでいただければ幸いです。
リンクを参考にされるのも、こちらでは責任を持てませんので御了承下さいね。



まず、ホルモンには種類があるので何ホルモンかによって、答えが変わってきます。おそらく、ペプチドホルモンの ことだと思いますので、解説すると「Gタンパク質」はホルモンの情報を細胞内に伝達する「電話」のような役割を担ってまして、ホルモンの情報を細胞内の「メッセンジャー」に伝えます。そのメッセンジャーがcAMPです。なので、受容体を介して細胞内に取り込むのは、ホルモンからの情報だけで、ホルモンそのもの自体は細胞内に取り込めません。


下記に、この分野を要約しておきましたので参考にして下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


まずは、ホルモンの基礎を覚えましょう。

ホルモンの種類は大きく分けて
①ペプチドホルモン
②ステロイドホルモン
③そのどちらにも属さないホルモン

ホルモンの受容体の場所は大きく分けて
①細胞膜上(ホルモンが細胞内に入れない)
②細胞内(ホルモンが直接細胞内に入る)


このサイトからもわかるように、
http://www.geocities.jp/aoshima83/study_room_physiology_internal_secretion.htm

ペプチドホルモンは、細胞膜上の受容体にくっつき、Gたんぱく質を介してATPをcAMP(サイクリックAMP)に変換させます。変換させる酵素がアデニレートシクラーゼです。このcAMPがホルモンの替わりの役目を果たすので、セカンドメッセンジャーと呼ばれています。(ちなみにホルモンはファーストメッセンジャーです)



このサイトは、ホルモンを分類してくれているので分かりやすいと思います。
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1709
http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-3671


ペプチドホルモンは細胞内に入れません。ステロイドホルモンは細胞内に入れます。アミン型には両方あります。
基本、水溶性なら入れない。脂溶性なら入れると覚えましょう。

名前と種類を覚えるなら、ステロイドホルモンとアミン型のホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン、サイロキシン)を覚えて、それ以外はペプチ ドと覚えましょう。はっきりいって、ほとんどペプチドですから!



過去問をさがしたら、前回と前々回に似たような問題が出ていました。解説は引っ張ってきましたのでリンクをご覧ください。


29-28 情報伝達に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選 べ。
1)副交感神経終末の伝達物質は、ノルアドレナリンである。
2)インスリン受容体は、細胞膜を7回貫 通する構造をもつ。
3)グルカゴン受容体刺激は、肝細胞内でcGMP (サイクリックGMP)を生成する。
4)細胞内カルシウムイオン濃度の低下は、筋細胞を収縮させる。
5)ステロイドホルモンは、遺伝子の転写を調節する。



28-28  情報伝達に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 交感神経終末の伝達物質は、アセチルコリンである。
(2) 肝細胞のグルカゴン受容体刺激は、グリコーゲン合成を促進する。
(3) アドレナリン受容体は、核内受容体である。
(4) cAMP(サイクリックAMP)は、セカンドメッセンジャーである。
(5) インスリンは、肝細胞のグルコース輸送体(GLUT2)に作用する。

解説サイト http://diet2005.exblog.jp/22737389/


まず、こんなもんでしょう。ホルモンは、種類もさることながら出る場所や作用についてもよく出題されます。逆に、その辺のほうが重要だったり します。今回の回答はあくまで、ホルモンの情報伝達についてまとめたものですので、ここが理解できたら次は出る場所や、作用についてもまとめてみて下さい。







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# by inufukuken | 2016-01-20 06:07 | 人体の構造と機能(42) | Trackback | Comments(0)

甲状腺ホルモンの覚え方

わたしは高校1年生!さんからゴロ依頼がありましたので、久々にちょっと作ってみました。

依頼内容は、こんな感じです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブログ読ませていただきました。

パラトルモンの説明わかりやすくて助かりました!

要望なんですが、甲状腺、チロキシン、物質の代謝を抑制。このセットをパラトルモンのような感じで覚えるにはどんないい方法がありますか。
よろしければ、考えていただきたいです。よろしくお願いします!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ゴロはこんな感じです。

「チキンな校長、ビビって退社できない!」


チキン=チロキシン
校長=甲状腺
退社=代謝
できない=抑制



自分の周りにいる校長先生が太っていれば文句なしです。代謝が抑制されれば太りますよね?そんなチキンな校長先生を想像して、何かにビビって学校から帰れない所を頭の中で想像しましょう。さらに名前が橋本なら完璧です。甲状腺ホルモンの分泌抑制で橋本病を一緒に覚えちゃいましょう。



ちなみに、チロキシン(サイロキシン)は代謝に関わるホルモンで、出過ぎると代謝が促進(バセドウ病)、出ないと代謝が抑制(橋本病)されます。
ですので、代謝抑制だけではないというのは覚えておいて下さいね。





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# by inufukuken | 2016-01-19 17:47 | 人体の構造と機能(42) | Trackback | Comments(0)

グリコーゲンの代謝について(第29回-問82)



先日、こんな質問を頂きましたので国家試験の問題とからめてお答えしたいと思います。


~あんさんからの質問~
「グリコーゲンの分解は筋グリコーゲンは解糖系に進み、肝グリコーゲンは血中に流れる…であっていますか?」


私は、専門家ではないので、教科書や参考書で私が勉強した範囲でわかることを書きたいと思います。
グリコーゲンには肝臓に貯蔵される肝臓グリコーゲンと、筋肉に貯蔵される筋肉グリコーゲンがあります。
筋肉グリコーゲンはグルコースに変換できないため解糖系に進み筋肉を動かすエネルギーとしてしか利用できません。
しかし、肝臓グリコーゲンはグリコーゲンをグルコースに変換することができるため、血糖維持ができます。
なぜグルコースに変換できるかというと、肝臓には「グルコース-6-ホスファターゼ」という「グルコース-6-リン酸」を「グルコース」に変換す る酵素があるからです。逆にいうと、筋肉にはこの酵素がないからグルコースに変換できないのです。正確には「肝臓グリコーゲンが血中に流れる」のではなく、「肝臓グリコーゲンから作られたグルコースが血中に流れる」のです。
さて、解説ばかりでもつまらないでしょうから実際に今年の問題文を見てみましょう。



第29回-問82 血糖の調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)筋肉グリコーゲンは、分解されて血中グルコースになる。
(2)脂肪酸は、グルコースの合成材料になる。
(3)乳酸は、グルコースの合成材料になる。
(4)グルカゴンは、血糖値を低下させる。
(5)インスリンは、血中グルコースの脂肪組織への取り込みを抑制する。



(1) が、そのものずばりだということがわかると思います。これで誤りが1ヶ所わかりましたね。(1)を正文にするには「筋肉グリコーゲン」を「肝臓グリコーゲン」に直せば良いのです。ちなみに、(4)(5)で出てくるグルカゴンやインスリンは血糖維持に重要な役割をするホルモンです。インスリンは聞いたことがあると思います。体内で唯一血糖を下げてくれるホルモンですよね。グルカゴンは逆に血糖を上げるホルモンです。血糖上昇ホルモンは他にもいくつかあります。グルカゴンは肝臓グリコーゲンを分解してグルコーズを生成させるホルモンです。この際ですので覚えておきましょう。よって(4)は×。(5)も×となります。なぜでしょう?脂肪組織へ血中のグルコースを取り込むとどうなるでしょう。血糖値は下がりますね。つまり「インスリンは血中グルコースの脂肪組織への取り込みを促進する」が正しいんです。ゴールが見えてきました。残り(2)か(3)です。(2)は知らなければわからない問題です。脂肪酸というのは、脂肪を分解すると出来るもので、グルコースの合成材料にはなりません。これは覚えるしかないです。ちなみに脂肪を分解すると、3つの脂肪酸とグリセロールに分解できます。このグリセロールはグルコースの合成材料になります。 これで残るのが(3)となるので、正解は(3)です。乳酸がグルコースに変換される経路(糖新生)をコリ回路といいます。ちょっと調べてみて下さい。なかなか重要な部分ですよ。



どうですか?1問解くのにこれ だけのものが必要となります。 「5つから1つを選べばいいや」ではなかなか正解にはたどり着けません。ブログでもお話 していますが、5択を解くには 1つでも間違いを見つけて消していく「消去法」が私の中では一番の正攻法です。


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# by inufukuken | 2015-11-13 19:03 | 基礎栄養学(22) | Trackback | Comments(0)

第30回管理栄養士国家試験の試験日が決定しました



もうご存知の方も多いかと思いますが、第30回管理栄養士国家試験が来年の3月20日(日曜日)に決定しました。

受験に関する書類は、平成28年1月8日(金曜日)から1月15日(金曜日)までに提出することになっています。1週間しかありませんので、忘れないように気を付けましょう。

詳細は下記にリンクしました。
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kanrieiyoushi/

試験まであと128日、ということは4ヶ月と少しですね。気合を入れて頑張りましょう!!


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# by inufukuken | 2015-11-13 18:28 | 試験対策のキモ(9) | Trackback | Comments(0)

(訂正しました)心臓の構造と血管名の覚え方

以前紹介した心臓の構造で「僧房弁」を誤って「増帽弁」と記載しておりました。大変失礼いたしました。「僧房弁」が正しいです。
コメントからご指摘くださった「歯学部」さんありがとうございました。

訂正したページはこちらです。

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# by inufukuken | 2015-09-30 17:40 | 人体の構造と機能(42) | Trackback | Comments(0)

第29回国家試験合格者からの声


一緒に勉強して第29回の試験に合格した後輩に、効果があった勉強法はなんだったか聞いてみました。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


~M・Fさんより~


私が、勉強方法で効果があったと思うのは基礎栄養学からやったところにあるとおもいます!


基礎が全く分かっていなかったので、某予備校(SGS)のエネルギー図を使って説明してもらったところから始めたことは大きかったと思っています!


自分なりの勉強方法は、
①採点してくれるサイトを使って過去5回分を何度も解く。
②模試を解く。(私がやったのは「かんもし」3回分です。)

③覚えられない所は、自分でゴロを考える!



わたし一人では絶対勉強を続けられなかったなぁと思います。誰かが常に声をかけて応援してくれことで続けられたので本当に周りの方々の存在に感謝しています!


先輩に毎日問題のメールを送ってもらい解いていました。メールなので時間があればすぐ解けるし、毎日必ず管理の問題を目に出来たことも良かったと今思います!クエスチョンバンクのトマトメール?も登録して解いていました!



食べ物の分野は、取りかかりやすそうに見えて意外と分野の広さに悪戦苦闘しましたが、先輩との勉強会で覚えて話しての繰り返しで頭に少しずつ入ってきたのを覚えています!一人だと勉強がつづかなかった私は仲間と一緒にできてすごく良かったなぁと思うので、そういう人は仲間をつくって勉強できればいいのかなぁと思います



私は、平成26年の6月から勉強を始めました。管理栄養士の試験に一年弱勉強をしたくらいで合格出来るわけないと思いながら勉強していたときはやっぱり、勉強も受け身な感じでした。でも今年しかチャンスがないんだ!と自分を振るいたたせ、絶対合格してやる!と思って頑張るようになってからは勉強も積極的に取り組めたと思います!本当に管理栄養士の試験に合格したい!と思っていなければ、勉強も続かないし、身にも入らないと思います!




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# by inufukuken | 2015-09-05 15:34 | 試験対策のキモ(9) | Trackback | Comments(2)

第30回国家試験について(新ガイドラインについて)


みなさまご無沙汰しておりました。


29回の国家試験から早5か月が経ちましたね。



結果、全受験生の合格率は過去最高の55.7%でした。



私の周りでも一緒に勉強した2人が合格して、記念となる回となりました。



これから勉強をはじめる方は、30回からガイドラインが変更となるため新ガイドラインに沿って勉強することをお勧めします。一番の変更点はやはり、現行200問の出題範囲が変更になるという所でしょうか。下に簡単にまとめてみました。




科目    現行 ⇒新ガイドライン(増減)


社会と健康 20問⇒17問(-3)


人体の構造 30問⇒27問(-3)


食べ物   25問⇒25問


基礎栄養  14問⇒14問


応用栄養  16問⇒16問


栄養教育  15問⇒15問


臨床栄養  30問⇒28問(-2)


公衆栄養  20問⇒18問(-2)


給食管理  20問⇒20問


応用力   10問⇒20問(+10)



つまり、応用力試験を+10するために他の科目をちょっとずつ減らしたということでしょうね。


だからといって急に出題傾向が変ることはまずないので、模試などを受けて傾向をつかんで行きましょう。










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# by inufukuken | 2015-09-05 14:57 | 試験対策のキモ(9) | Trackback | Comments(0)

第29回予想問題②(人体の構造と機能)問36~50

国家試験まであと2日となりました。
最後の追い込みの時期ですが、皆さんの参考になればと人体の予想問題の残りを投稿します。
ご健闘をお祈りします。風邪ひかないでガンバレ!!


問題文すべて正文ですのでお間違いなく。

予想29-36 循環器疾患に関する組み合わせである。
(1)左心不全では、肺水腫が起こる。
(2)肺塞栓は、深部静脈血栓で起こりやすい。
(3)心不全では、血漿BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)濃度は、増加する。
(4)心房細動は、脳梗塞の原因となる。
(5)急性心筋梗塞は、冠動脈の閉塞により起きる。



予想29-37 腎・尿路の構造に関する記述である。
(1)副甲状腺ホルモンは、ビタミンD活性化を促進する。
(2)β2-ミクログロブリンは、糸球体でろ過される。
(3)健常人の糸球体ろ過量(GFR)は、約100ml/分である。
(4)人の尿の血漿浸透圧は、約290mOsm/ℓである。
(5)乏尿は1日尿量が400ml以下とされている。(無尿は100ml/日以下)



予想29-38 透析に関する記述である。
(1)腹膜透析では、摂取するエネルギー量は透析液から吸収されるエネルギー量を差し引いて求める。
(2)たんぱく質喪失量は、血液透析が腹膜透析より少ない。
(3)腹膜透析の寿命は約5年である。
(4)物質除去能率は、腹膜透析が血液透析よりも低い。
(5)わが国の透析療法導入における原疾患第1位は、糖尿病性腎症である。



予想29-39 内分泌ホルモンに関する記述である。
(1)バソプレシンとオキシトシンは視床下部の神経細胞で作られ、下垂体後葉から分泌される。
(2)心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は腎臓でのナトリウムの排泄を促進(=再吸収を抑制)する。
(3)インクレチンは、インスリン分泌を促進する。
(4)エリスロポエチンは、腎臓で合成され赤血球産生を促進する。
(5)ライディヒ細胞はテストステロンを分泌する。


予想29-40 内分泌疾患に関する記述である。
(1)原発性アルドステロン症では、血漿レニン活性が低下する。
(2)クッシング症候群では、糖新生が亢進する。
(3)尿崩症では、高ナトリウム血症が見られる。
(4)甲状腺機能低下症では、血清コレステロール値が上昇する。
(5)アジソン病では、皮膚や粘膜にメラニン色素の沈着が見られる。


予想29-43 慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。
(1)インフルエンザワクチン摂取は、死亡率を低下させる。
(2)診断では、気管支拡張薬投与後の1秒率が、70%未満であることが基準となっている。
(3)フィッシャー比は低下する。
(4)喫煙は最大のリスク因子である。
(5)動脈中の酸素分圧は低下する。


予想29-41 アシドーシス・アルカローシスとその原因の組み合わせに関する記述である。
(1)呼吸性アシドーシス―――――慢性閉塞肺疾患(COPD)
(2)呼吸性アルカローシス――――過呼吸(過換気症候群)
(3)代謝性アシドーシス―――――慢性腎不全
(4)代謝性アシドーシス―――――激しい運動
(5)代謝性アルカローシス――――原発性アルドステロン症


予想29-42 神経疾患に関する記述である。
(1)ラクナ梗塞(穿通枝梗塞)は、細い血管に生じる脳梗塞である。
(2)アテローム血栓性脳梗塞は、主幹動脈などの太い血管に生じる脳梗塞である。
(3)アルツハイマー型認知症では、早期に人格障害がみられる。
(4)脳血管性認知症では、まだら認知症がみられる。
(5)パーキンソン病は、中脳黒質緻密質のドーパミン分泌細胞の変性によりおこる。


予想29-43 慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。
(1)インフルエンザワクチン摂取は、死亡率を低下させる。
(2)診断では、気管支拡張薬投与後の1秒率が、70%未満であることが基準となっている。
(3)フィッシャー比は低下する。
(4)喫煙は最大のリスク因子である。
(5)動脈中の酸素分圧は低下する。


予想29-44 呼吸器の構造に関する記述である。
(1)肺のコプライアンスが大きいほど、肺は膨らみやすい。
(2)1秒率とは、努力肺活量のうち最初の1秒間に吐き出された量(1秒量)の割合である。
(3)肺胞膜を介してのガス拡散能は酸素より二酸化炭素が約20倍高い。
(4)一酸化炭素は、酸素よりも200倍以上も強くヘモグロビンと結合するため、血液の酸素運搬能を傷害する。
(5)横隔膜が吸気時に収縮すると、胸腔内は陰圧となる。


予想29-45 運動器疾患(骨・関節疾患)に関する記述である。
(1)小児期のビタミンD欠乏症では、くる病が起こる。
(2)クッシング症候群では、骨吸収が亢進し骨密度が低下する。
(3)骨軟化症は、ビタミンD欠乏
(4)ビタミンDやKの欠乏は、骨粗鬆症のリスク因子である。
(5)変形性ひざ関節症では、肥満がリスク因子である。


予想29-46 生殖器系の疾患に関する記述である。
(1) ヒトパピローマウィルス感染は、子宮頸がん発生と関連性が深い。
(2) 子宮体がんは、腺がんの頻度が高い。(子宮頸がんは扁平上皮がん)
(3) 子宮筋腫は、閉経前に好発する。
(4) 子宮内膜症は、エストロゲン依存性である。(乳がんや子宮筋腫、子宮体がんも)
(5)子宮頸がんに対して、使用される代表的な腫瘍マーカーはSCC抗原である。


予想29-47 免疫・アレルギーに関する記述である。
(1) ツベルクリン反応は、遅延型アレルギーである。(Ⅳ型細胞免疫型ともいう)
(2) Ⅲ型アレルギーは、免疫複合体の組織沈着により生じる。
(3) Ⅰ型アレルギー反応には、ヒスタミンが関与する。
(4) 食物誘発アレルギーの皮内反応は、15~20分後に判定する。
(5)ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、非特異的免疫を担う。


予想29-48 貧血に関する記述である。
(1) ビタミンK依存凝固因子には、第Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ因子がある。
(2) 溶血性貧血では、ハクトグロビンが低値となる。
(3) 鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能や総鉄結合能が増加する。
(4) 巨赤芽球性貧血は、胃全摘後約3~6年で発症する。
(5)慢性腎不全では、エリスロポエチンの産生が低下し、腎性貧血が起こる。


予想29-49 自己免疫疾患に関する記述である。
(1) シェーングレーン症候群では、唾液分泌が低下する。
(2) 強皮症では、食道蠕動が低下する。
(3) 関節リウマチは20~50歳の女性に多く発症する。
(4) 全身性エリトマトーデスは、若年女性に頻発する。
(5)アジソン病では、副腎皮質ホルモンの産生低下がみられる。


予想29-50 感染症に関する記述である。
(1) 妊娠中に風疹への感染は、胎児奇形を生じやすい。
(2) 手足口病は、コクサッキーウィルスやエンテロウィルスの感染で起こる。
(3) ムンプスウィルスは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の原因ウィルスである。
(4) 麻しんに感染すると、コプリック(koplik)斑と呼ばれる複数の微小な白斑が出現する。
(5)帯状疱疹は、ヘルペスウィルスの一種で水痘(水ぼうそう)を起こす水痘帯状疱疹ウィルスが原因である。



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# by inufukuken | 2015-03-20 12:35 | 人体の構造と機能(42) | Trackback | Comments(2)

第29回予想問題①(人体の構造と機能)問21~35

受験していた当時、こんなサイトがあればいいなと思ったことがあり自分で作ってみました。「あたるも八卦、あたらぬも八卦」あたればもうけものと思って読んでみて下さい。
一応、過去5回の過去問から出題傾向を読み取っているつもりです。過去問や模試から引用したものに若干アレンジをしています。みなさまのご参考になればと思い掲載させて頂きます。

ちなみにこれはすべて正文ですのでお間違いのないように!




予想29-21 ヒトの細胞に関する記述である。

()リソソームでは、細胞質内の異物を分解処理する。

()中心体では、細胞分裂の際に染色体を移動させる。

()ゴルジ体では、小胞体で合成されたたんぱく質の貯蔵や装飾が行われる。

()滑面小胞体では、脂質の代謝が行われる。

()iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、人間の皮膚細胞と4種類の遺伝子を使用する。





予想29-22 核酸に関する記述である。

()転写はRNAポリメラーゼによって触媒される。

()ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法は、DNAを鋳型にDNAを増幅する方法である。

()終止コドンは、アミノ酸を指定しない。

() DNAは相補的塩基対間に水素結合をもつ。

()成熟したmRNAはスプライシングによってイントロン部分が除去される。





予想29-23 生体エネルギーに関する記述である。

()脱共役たんぱく質(UCP)は、ATP合成を抑制する。

()脱共役たんぱく質(UCP)は、酸化的リン酸化を脱共役する。

()グルタチオンは活性酸素の分解に関与する。

()電子伝達系の電子受容体は酸素分子である。

()50kgの水を1℃上昇させるためには50kcal必要である。





予想29-24 酵素に関する記述である。

()アイソザイムは、同じ基質特異性をもつが、たんぱく質構造が異なるものをいう。

()酵素の基質結合部位を「活性中心」基質結合部位以外を「アロステリック部位」という。

()アポ酵素に補欠分子族が結合した物が、ホロ酵素である。

()律速酵素は、代謝経路で最も遅い反応を触媒する。

()プロテインキナーゼは、たんぱく質リン酸化酵素である。





予想29-25 糖質の代謝に関する記述である。

()ペントースリン酸回路ではNADPH、リボース5-リン酸などを産生する。

()ヘキソキナーゼは解糖系の律速酵素である。

()筋肉にはグルコース6-ホスファターゼが存在しない。

()グリコーゲンが加リン酸分解されると、グルコース1-リン酸が生成する。

()インスリンはグリコーゲン合成を促進する。




予想29-26 アミノ酸・たんぱく質の代謝に関する記述である。

()ユビキチンは、たんぱく質分解に関与する。

()オートファージ(autophagy)は、たんぱく質を分解する作用である。

()ドーパミンは、チロシンから作られる。

()γ-アミノ酪酸は、グルタミン酸から生成される。

()アスパラギン酸は、アミノ基転移反応によりオキサロ酢酸になる。






予想29-27 脂質とその代謝に関する記述である。

()脂肪酸のβ酸化は脂肪酸をアセチルCoAに分解する過程である。

()肝細胞内で生成したクエン酸は、脂肪酸の合成材料となる。

()トランス脂肪酸は、血清LDL-コレステロール値を増加させる。

()エイコサノイドは、炭素数20の多価不飽和脂肪酸が前駆体となる

()インスリンは、リポたんぱく質リパーゼ活性を上昇させる。





予想29-28 代謝とその調節に関する記述である。

()cAMPは、細胞膜に存在するアデニル酸シクラーゼが細胞内のATPに作用して生じる。

()インスリンは、脂肪細胞のグルコース輸送体(GLUT4)に作用する。

()アクアポリンは、細胞膜における水の通過に関与する。

()レニンは、アンギオテンシノーゲンをアンギオテンシンⅠに変換する。

()グリコーゲン合成酵素は、インスリンによって活性化される。





予想29-29 加齢に伴う変化に関する記述である。

()変形性膝関節症はロコモティブシンドロームのリスク因子である。

()サルコペニアとは、加齢による筋力の低下や筋肉量の減少をいう。

()廃用症候群は、長期にわたる安静により生じる心身の機能低下で生じる

()悪液質(カヘキシー)とは、疾患による骨格筋の委縮を特徴とする栄養障害である。

()パーキンソン病は、認知症の原因となる。





予想29-30 脳死を判定する必須項目である。

()深昏睡

()瞳孔散大

()脳幹反射の消失

()平坦脳波

()自発呼吸の停止




予想29-31 症候に関する記述である。

()チアノーゼは、還元ヘモグロビン値の上昇により生じる。

()喀血は、呼吸器からの出血である。

()溶血性貧血では、黄疸がみられる。

()JCSJapan Coma Scale)は、意識レベルの指標である。

()タール便は、上部消化管における出血で見られる。





予想29-32 血液検査に関する記述である。

()CRP(C反応性たんぱく質)は、炎症の指標として利用される。

()AFP(α-フェトプロテイン)は、肝細胞がんの腫瘍マーカーである。

()p53遺伝子はがん抑制遺伝子である。

()子宮頸がん予防のためにヒトパピローマウィルス(HPV)ワクチン接種が行われている。

()トランスフェリン・プレアルブミン・レチノール結合たんぱく質は、ラピッドターンオーバープロテイン(RTP)ある。





予想29-33 先天性代謝異常症に関する記述である。

()ホモシスチン尿症では、血中のホモシスチンとメチオニンが高値となる。

()メイプルシロップ尿症は、分岐鎖アミノ酸の代謝異常症である。

()フェニルケトン尿症では、血中のフェニルアラニンが増加する。

()ガラクトース血症の治療には乳糖除去ミルクを用いる。

()ウィルソン病では、血中のセルロプラスミンが減少し、肝臓や脳に銅が以上沈着する。





予想29-34 嚥下に関する記述である。

()不顕性誤嚥では、誤嚥するとむせるなどの防御反応が低下している。

()誤嚥性肺炎の防止には、口腔ケアが有用である。

()嚥下運動は、先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期の5相に分類される。

()脳血管障害のある高齢者は、不顕性誤嚥による誤嚥性肺炎を起こしやすい。

()嚥下障害の診断・評価には、嚥下造影検査(VF)や水飲みテストが用いられる。





予想29-35 消化器疾患に関する記述である。

()肝硬変非代償期では、プロトロンビン時間(PT)が延長する。

()クローン病の活動期では、絶飲食として成分栄養剤による経腸栄養を選択す。

()たんぱく漏出性胃腸症では、アルブミン/グロブリン比(AG比)は低下する。

()肝硬変非代償期では、フィッシャー比は低下する。

()潰瘍性大腸炎では、連続性・びまん性病変やハウストラの消失がみられる。




参考資料:管理栄養士国家試験受験必修過去問集2015(女子栄養大学出版部)
    :管理栄養士国家試験全国統一模擬試験(日本医歯薬研修協会)

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# by inufukuken | 2015-03-14 16:27 | 人体の構造と機能(42) | Trackback | Comments(3)