脂肪酸の系列と変化

C18:2 n-6         C18:3 n-3
リノール酸          α-リノレン酸
  ↓                  ↓
C18:3 n-6         C18:4 n-3
γ-リノレン酸         
  ↓                  ↓
C20:3 n-6         C20:4 n-3
ジホモγ-リノレン酸
  ↓                  ↓
C20:4 n-6         C20:5 n-3
アラギドン酸         エイコサペンタエン酸
  ↓                  ↓
C22:4 n-6         C22:5 n-3

  ↓                  ↓
C22:5 n-6         C22:6 n-3
                 ドコサヘキサエン酸


リノール酸、α-リノレンを人体では合成されないため必須脂肪酸と呼ぶ。また、必須脂肪酸にはn-3系と、n-6系の2種類があり、n-3系必須脂肪酸の代表が、α-リノレン酸であり、「魚油」に多いエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)を生成する。n-6系必須脂肪酸の代表がリノール酸で、代謝されて、γ-リノレン酸、ジホモγ-リノレン酸、アラギドン酸を生成するが、逆からの生成はない。


この上の図は、絶対に覚えないといけないです!必ず出ます!
n-3系とn-6系(左と右列)を別々に、順番も覚えて下さい。ただし、太い字で書かれている部分だけでOKです。

上から矢印にむかって生成されるので、例えば「アラギドン酸」を摂取しなくても、必須脂肪酸である、リノール酸を摂取していればおのずと生成される。といった具合です。これは、必須アミノ酸と同じですね。

覚え方は、

リノール
ですが、数字の「6」に見えてきませんか?カールしている感じ。もっと言うと、リノーるぉくでもいいです。

n-3系は、「アルファさん」「エイコさん」「ドコさん」と人の名前みたいだ。というので私は覚えました。

どちらか、ひとつを覚えればおのずと反対が、n-3かn-6になりますから少しがんばれば大丈夫です。


この中で、出題が多いのは、必須脂肪酸はもちろんですが、「エイコサノイド」の前駆体である、アラギドン酸
の出題が目立ちます。エイコサというのは、20の仲間という意味だそうでC20: とつけば、エイコサノイドの原料になるということです。つまり、n-3系でもエイコサペンタエン酸がそれにあたります。
[PR]

by inufukuken | 2011-09-15 18:42 | 基礎栄養学(23) | Comments(0)