2012年 09月 06日 ( 1 )

スルホニル、すると出る出るインスリン

糖尿病の経口血糖降下薬の問題で良く出る3つの薬を覚えましょう。
簡単に説明すると以下の通りです。ゴロを覚えるにしても最低限どんな作用で血糖が下がるかはまず覚えなければなりません。



スルホニル尿素薬(SU薬)
・膵β細胞に働き、服用後短時間で強力なインスリン分泌刺激作用を示し、インスリン分泌機能が残存する2型糖尿病が適用になる。食事療法・運動療法だけでは改善しない食前食後の血糖値が高い非肥満者に適する。

α-グルコシターゼ阻害薬(α-Gl薬)
・小腸粘膜上皮細胞に存在する二糖類分解酵素(αグルコシダーゼ)の作用を 競合的に阻害して二糖類から単糖への分解を抑制し、食べ物に含まれている糖質の分解・消化を妨げることで、食後の血糖値上昇を抑える。

ビグアナイド薬(BG薬)
・主に肝臓に作用して糖新生を抑制する。食欲を抑制する効果もあり、肥満を伴う2型糖尿病患者の第一選択薬として用いることもある。注意すべき副作用として乳酸アシドーシス挙げられる。


この3つは、作用する場所がすべて違います。

①スルホニル尿素薬は膵臓

②α-グルコシターゼ阻害薬は小腸

③ビグアナイド薬は肝臓


つまり、

① スルホニル尿素薬は膵臓に働きかけインスリンを分泌させる。

② α-グルコシターゼ阻害薬は小腸のα-グルコシターゼが作用しないように働きかけ、糖の吸収を遅らせる。

③ ビグアナイド薬は、肝臓に働きかけ糖新生を抑制する。


ようは、この3つの薬は作用する場所さえ思い出せれば薬の作用を思い出し易いと思うんです。


そこで、作用する場所をこう覚えましょう。


ルホニル尿素薬スいぞう「ス」が同じ。

α-グルコシターゼ阻害薬α小腸のようにくねくねしているイメージを持つ。

ビグアナイド薬肝臓なので、人間の一番ビッグ細胞を思い浮かべましょう。


これで3つは忘れないと思いますよ!

スルホニルはインスリンを膵臓から分泌させるのでこんな語呂はいかがでしょう?



スルホニル するとでるでる インスリン049.gif
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by inufukuken | 2012-09-06 19:10 | 臨床栄養学(6) | Comments(0)