2014年 02月 20日 ( 1 )

窒素化合物とその前駆体の覚え方(その2)

最近、自分がカタカナに弱いなぁ~と思います。
みなさんは知ってますか「シュミレーション」じゃなく「シミュレーション」。「エキシビジョン」じゃなく「エキシビション」なんだそうです。私は、ずーっとシュミレーションにエキシビジョンだと思って生きてきました。まぁ、覚えておいて損はないでしょうけど、カタカナ英語はこうゆうのよくありますね。



そんなことはさておき、今回のアミノ酸はトリプトファンです。

トリプトファンは必須アミノ酸であり、体内ではセロトニン、メラトニンを合成する原料となります。さらに補酵素であるNADやNADPも合成します。栄養士養成校の学生さんであれば、食品成分表でトリプトファン60mgでナイアシン1mgを生合成するというのを必ず勉強しますね。ナイアシンは、ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称で別名ビタミンB3とも呼ばれる水溶性のビタミンB群の1つです。

つまりトリプトファンは、セロトニン、メラトニン、ナイアシン、NAD、NADPの前駆体となります。NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)はカタカナで読むことはあまりなく「エヌ・エー・ディー」とかってよく読みますよね。でも頭のNはニコチンアミドのことなので、ニコチン酸つまりナイアシンが関係しているということがわかります。

後は、セロトニンとメラトニンをどうトリプトファンと結びつけるかですが、どちらも末尾にトニンが付くのでこんなのを考えました。

トリプトファンをトニ(ン)プトファン と覚える。

これで、セロトニン、メラトニンは覚えられます。大丈夫です!
ナイアシンが、ビタミンB3なので、その「3」から「トリプル」を思い出して、

トリプ ル トファン 

と覚えておくのもいいでしょう。



ちなみに、セロトニンは太陽光を浴びることで脳内でトリプトファンから合成されます。日に当たらないとうつ状態になるというのは、セロトニン(脳内伝達物質)による作用が減少することでなると言われています。反対に、メラトニンは夜寝ている時にセロトニンから合成されます。睡眠ホルモンとも呼ばれ、メラトニンが多く合成される子供は睡眠が深いと言われています。セロトニンの合成が少ないとおのずとメラトニンの合成も少なくなり、眠りも浅くなるそうです。

朝はセロトニン、夜はメラトニンが合成されるのを覚える方法をどこかで聞いたのを紹介します。

夜はメラメラ

色んな意味がありそうですが…。まぁ、こんな感じで覚えられますよね!


次回は、オルニチン回路(尿素回路)のゴロを紹介します。ここは分野としてもまとめられているぐらい大事なところなので、窒素化合物とその前駆体としてだけでなく、尿素回路としての勉強も必要となるところですので是非頑張って覚えましょう!

今回の参考文献:羊土社「管理栄養士国家試験合格のコツ」長坂祐二著
          :羊土社「栄養科学イラストレイテッド生化学」薗田勝著


[PR]

by inufukuken | 2014-02-20 02:18 | 基礎栄養学(17) | Comments(0)