1問1分30秒の落とし穴

国家試験の問題数は午前105問、午後95問の計200問です。時間は午前2時間40分(160分)、午後2時間25分(145分)です。1問に当てられる時間はおおよそ「1分30秒」です。

さらに、1問は5つの問題からなりますので、1つの文章をおよそ18秒で○×を判断しなくてはいけません。

私なんかは、模試などをやり始めた頃はとてもじゃないけど時間内に終わりませんでした。どうしてもわからない問題に時間を掛けてしまって、時間内に最後まで終わらないことが多かったです。


これを解決するのは「慣れ」しかありません。とにかく何回も問題をこなして時間配分をつかみましょう。1度に解く問題は10問でも良いので、1問1分30秒の感覚を体に覚えさせてください。時間があれば1回で20~30問くらい解くのががお勧めです。30~45分で解けて、その後答え合わせをしても1時間くらいで終わるので集中力が持ちます。(私の場合ですが…)


ストップウォッチ機能で計測しながらやるのもお勧めですよ。慣れてくると
ああ、この問題ははあきらめないと間に合わないな」という感覚が身についてきます。


でもこれには2つの大きな落とし穴があります。

それは、
①見直す時間が含まれていない。
②午後の応用力問題10問も1問1分30秒で解かなければいけない。



ということです。見直しは大事ですよ。自分の出した解答を訂正することは少ないですが、マークシートの付け間違いや2つマークしなければいけない所を1つしかマークしていなかったとか。そんなケアレスミスで1点を取りこぼしたくないですよね。なので、見直しはすごく大事です。


それと、午後の応用力問題です。これは1問1分30秒で解くのはかなり困難でしょう。見て分かるとおり文字数も多いし、計算しなくちゃいけなかったりと難問が目白押しです。(応用力問題については後日ポイントを紹介します。)


このように、「1問1分30秒で解くことは基本」なんですが、そればかりに集中していると思わぬ落とし穴が待っていることをお知らせしたかったのです。これこそ国家試験のキモではないでしょうか?
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by inufukuken | 2012-11-25 21:34 | 試験対策のキモ(7) | Comments(0)

ビタミンミネラルの欠乏症の覚え方

ビタミンやミネラルは過剰症や欠乏症(圧倒的に欠乏症が多い)を問われます。例えば

第25回
問130 ビタミン・ミネラルの欠乏に関する組合せである。正しいのはどれか。
×(1)ビタミンK――眼球結膜乾燥症
×(2)ビタミンD――高カルシウム血症
○(3)ビタミンC――出血傾向
×(4)銅――血中好中球数の増加
×(5)亜鉛――食欲亢進

この問題のように欠乏症とその症状を問う問題が多いようです。
ですので、ノートにビタミンとその欠乏症や過剰症で表を作ってみましょう。

(例えばこんな感じで)
(名称)―――(欠乏症)
ビタミンC――出血傾向、壊血病
亜鉛――――味覚異常、食欲不振
セレン―――克山病(ケシャン病)
○○○――――○○○○病
○○○――――○○○○病
○○○――――○○○○病


そうすると次に同じような傾向の問題が出た場合にも対応できると思います。逆にそうしないと、この問題は解けるけど違う問題が混ざると途端に解けなくなります。


「過去問を解くだけではなかなか合格できない」というのは、こうした問題の傾向を読み取るのに過去問は適しているが、まったく同じ問題はなかなか出ないので点数が伸びないことになります。


そんなの分かっているよと言われればそれまでですが、試験対策を効率的にしていくには、このように問題の傾向を読み解く力をつけて、覚えることを必要最小限にしていかなければ、多岐にわたる分野を制覇できないでしょう。時間に余裕があるなら、欠乏症の病名からどんな病気なのかノートにまとめてみるのもいいかもしれません。

ちなみに冒頭でも紹介していますが、欠乏症と過剰症では欠乏症を問題とすることが多いようです。そもそも水溶性ビタミンなどは過剰に摂取しても、それが尿と一緒に体外へ排泄されるため過剰症が起きにくいというように、過剰症がない場合もあるからでしょう。

さらに、人体の構造と機能を勉強していくと、本来のビタミンやミネラルの働きを覚えることになります。その働きが欠乏によりできなくなることによって症状が起きます。

たとえばビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせないものですが、これが欠乏することでコラーゲンが生成されず、血管の構成成分であるコラーゲンが不足し血管が破れる出血傾向や壊血病がおきます。

つまるところ、ポイントは欠乏症をいかにして覚えるかでしょう

次回は亜鉛の欠乏症の覚え方を紹介します。
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by inufukuken | 2012-11-16 21:16 | 試験対策のキモ(7) | Comments(0)