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第29回予想問題②(人体の構造と機能)問36~50

国家試験まであと2日となりました。
最後の追い込みの時期ですが、皆さんの参考になればと人体の予想問題の残りを投稿します。
ご健闘をお祈りします。風邪ひかないでガンバレ!!


問題文すべて正文ですのでお間違いなく。

予想29-36 循環器疾患に関する組み合わせである。
(1)左心不全では、肺水腫が起こる。
(2)肺塞栓は、深部静脈血栓で起こりやすい。
(3)心不全では、血漿BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)濃度は、増加する。
(4)心房細動は、脳梗塞の原因となる。
(5)急性心筋梗塞は、冠動脈の閉塞により起きる。



予想29-37 腎・尿路の構造に関する記述である。
(1)副甲状腺ホルモンは、ビタミンD活性化を促進する。
(2)β2-ミクログロブリンは、糸球体でろ過される。
(3)健常人の糸球体ろ過量(GFR)は、約100ml/分である。
(4)人の尿の血漿浸透圧は、約290mOsm/ℓである。
(5)乏尿は1日尿量が400ml以下とされている。(無尿は100ml/日以下)



予想29-38 透析に関する記述である。
(1)腹膜透析では、摂取するエネルギー量は透析液から吸収されるエネルギー量を差し引いて求める。
(2)たんぱく質喪失量は、血液透析が腹膜透析より少ない。
(3)腹膜透析の寿命は約5年である。
(4)物質除去能率は、腹膜透析が血液透析よりも低い。
(5)わが国の透析療法導入における原疾患第1位は、糖尿病性腎症である。



予想29-39 内分泌ホルモンに関する記述である。
(1)バソプレシンとオキシトシンは視床下部の神経細胞で作られ、下垂体後葉から分泌される。
(2)心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は腎臓でのナトリウムの排泄を促進(=再吸収を抑制)する。
(3)インクレチンは、インスリン分泌を促進する。
(4)エリスロポエチンは、腎臓で合成され赤血球産生を促進する。
(5)ライディヒ細胞はテストステロンを分泌する。


予想29-40 内分泌疾患に関する記述である。
(1)原発性アルドステロン症では、血漿レニン活性が低下する。
(2)クッシング症候群では、糖新生が亢進する。
(3)尿崩症では、高ナトリウム血症が見られる。
(4)甲状腺機能低下症では、血清コレステロール値が上昇する。
(5)アジソン病では、皮膚や粘膜にメラニン色素の沈着が見られる。


予想29-43 慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。
(1)インフルエンザワクチン摂取は、死亡率を低下させる。
(2)診断では、気管支拡張薬投与後の1秒率が、70%未満であることが基準となっている。
(3)フィッシャー比は低下する。
(4)喫煙は最大のリスク因子である。
(5)動脈中の酸素分圧は低下する。


予想29-41 アシドーシス・アルカローシスとその原因の組み合わせに関する記述である。
(1)呼吸性アシドーシス―――――慢性閉塞肺疾患(COPD)
(2)呼吸性アルカローシス――――過呼吸(過換気症候群)
(3)代謝性アシドーシス―――――慢性腎不全
(4)代謝性アシドーシス―――――激しい運動
(5)代謝性アルカローシス――――原発性アルドステロン症


予想29-42 神経疾患に関する記述である。
(1)ラクナ梗塞(穿通枝梗塞)は、細い血管に生じる脳梗塞である。
(2)アテローム血栓性脳梗塞は、主幹動脈などの太い血管に生じる脳梗塞である。
(3)アルツハイマー型認知症では、早期に人格障害がみられる。
(4)脳血管性認知症では、まだら認知症がみられる。
(5)パーキンソン病は、中脳黒質緻密質のドーパミン分泌細胞の変性によりおこる。


予想29-43 慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。
(1)インフルエンザワクチン摂取は、死亡率を低下させる。
(2)診断では、気管支拡張薬投与後の1秒率が、70%未満であることが基準となっている。
(3)フィッシャー比は低下する。
(4)喫煙は最大のリスク因子である。
(5)動脈中の酸素分圧は低下する。


予想29-44 呼吸器の構造に関する記述である。
(1)肺のコプライアンスが大きいほど、肺は膨らみやすい。
(2)1秒率とは、努力肺活量のうち最初の1秒間に吐き出された量(1秒量)の割合である。
(3)肺胞膜を介してのガス拡散能は酸素より二酸化炭素が約20倍高い。
(4)一酸化炭素は、酸素よりも200倍以上も強くヘモグロビンと結合するため、血液の酸素運搬能を傷害する。
(5)横隔膜が吸気時に収縮すると、胸腔内は陰圧となる。


予想29-45 運動器疾患(骨・関節疾患)に関する記述である。
(1)小児期のビタミンD欠乏症では、くる病が起こる。
(2)クッシング症候群では、骨吸収が亢進し骨密度が低下する。
(3)骨軟化症は、ビタミンD欠乏
(4)ビタミンDやKの欠乏は、骨粗鬆症のリスク因子である。
(5)変形性ひざ関節症では、肥満がリスク因子である。


予想29-46 生殖器系の疾患に関する記述である。
(1) ヒトパピローマウィルス感染は、子宮頸がん発生と関連性が深い。
(2) 子宮体がんは、腺がんの頻度が高い。(子宮頸がんは扁平上皮がん)
(3) 子宮筋腫は、閉経前に好発する。
(4) 子宮内膜症は、エストロゲン依存性である。(乳がんや子宮筋腫、子宮体がんも)
(5)子宮頸がんに対して、使用される代表的な腫瘍マーカーはSCC抗原である。


予想29-47 免疫・アレルギーに関する記述である。
(1) ツベルクリン反応は、遅延型アレルギーである。(Ⅳ型細胞免疫型ともいう)
(2) Ⅲ型アレルギーは、免疫複合体の組織沈着により生じる。
(3) Ⅰ型アレルギー反応には、ヒスタミンが関与する。
(4) 食物誘発アレルギーの皮内反応は、15~20分後に判定する。
(5)ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、非特異的免疫を担う。


予想29-48 貧血に関する記述である。
(1) ビタミンK依存凝固因子には、第Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ因子がある。
(2) 溶血性貧血では、ハクトグロビンが低値となる。
(3) 鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能や総鉄結合能が増加する。
(4) 巨赤芽球性貧血は、胃全摘後約3~6年で発症する。
(5)慢性腎不全では、エリスロポエチンの産生が低下し、腎性貧血が起こる。


予想29-49 自己免疫疾患に関する記述である。
(1) シェーングレーン症候群では、唾液分泌が低下する。
(2) 強皮症では、食道蠕動が低下する。
(3) 関節リウマチは20~50歳の女性に多く発症する。
(4) 全身性エリトマトーデスは、若年女性に頻発する。
(5)アジソン病では、副腎皮質ホルモンの産生低下がみられる。


予想29-50 感染症に関する記述である。
(1) 妊娠中に風疹への感染は、胎児奇形を生じやすい。
(2) 手足口病は、コクサッキーウィルスやエンテロウィルスの感染で起こる。
(3) ムンプスウィルスは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の原因ウィルスである。
(4) 麻しんに感染すると、コプリック(koplik)斑と呼ばれる複数の微小な白斑が出現する。
(5)帯状疱疹は、ヘルペスウィルスの一種で水痘(水ぼうそう)を起こす水痘帯状疱疹ウィルスが原因である。



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by inufukuken | 2015-03-20 12:35 | 人体の構造と機能(53) | Comments(2)

第29回予想問題①(人体の構造と機能)問21~35

受験していた当時、こんなサイトがあればいいなと思ったことがあり自分で作ってみました。「あたるも八卦、あたらぬも八卦」あたればもうけものと思って読んでみて下さい。
一応、過去5回の過去問から出題傾向を読み取っているつもりです。過去問や模試から引用したものに若干アレンジをしています。みなさまのご参考になればと思い掲載させて頂きます。

ちなみにこれはすべて正文ですのでお間違いのないように!




予想29-21 ヒトの細胞に関する記述である。

()リソソームでは、細胞質内の異物を分解処理する。

()中心体では、細胞分裂の際に染色体を移動させる。

()ゴルジ体では、小胞体で合成されたたんぱく質の貯蔵や装飾が行われる。

()滑面小胞体では、脂質の代謝が行われる。

()iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、人間の皮膚細胞と4種類の遺伝子を使用する。





予想29-22 核酸に関する記述である。

()転写はRNAポリメラーゼによって触媒される。

()ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法は、DNAを鋳型にDNAを増幅する方法である。

()終止コドンは、アミノ酸を指定しない。

() DNAは相補的塩基対間に水素結合をもつ。

()成熟したmRNAはスプライシングによってイントロン部分が除去される。





予想29-23 生体エネルギーに関する記述である。

()脱共役たんぱく質(UCP)は、ATP合成を抑制する。

()脱共役たんぱく質(UCP)は、酸化的リン酸化を脱共役する。

()グルタチオンは活性酸素の分解に関与する。

()電子伝達系の電子受容体は酸素分子である。

()50kgの水を1℃上昇させるためには50kcal必要である。





予想29-24 酵素に関する記述である。

()アイソザイムは、同じ基質特異性をもつが、たんぱく質構造が異なるものをいう。

()酵素の基質結合部位を「活性中心」基質結合部位以外を「アロステリック部位」という。

()アポ酵素に補欠分子族が結合した物が、ホロ酵素である。

()律速酵素は、代謝経路で最も遅い反応を触媒する。

()プロテインキナーゼは、たんぱく質リン酸化酵素である。





予想29-25 糖質の代謝に関する記述である。

()ペントースリン酸回路ではNADPH、リボース5-リン酸などを産生する。

()ヘキソキナーゼは解糖系の律速酵素である。

()筋肉にはグルコース6-ホスファターゼが存在しない。

()グリコーゲンが加リン酸分解されると、グルコース1-リン酸が生成する。

()インスリンはグリコーゲン合成を促進する。




予想29-26 アミノ酸・たんぱく質の代謝に関する記述である。

()ユビキチンは、たんぱく質分解に関与する。

()オートファージ(autophagy)は、たんぱく質を分解する作用である。

()ドーパミンは、チロシンから作られる。

()γ-アミノ酪酸は、グルタミン酸から生成される。

()アスパラギン酸は、アミノ基転移反応によりオキサロ酢酸になる。






予想29-27 脂質とその代謝に関する記述である。

()脂肪酸のβ酸化は脂肪酸をアセチルCoAに分解する過程である。

()肝細胞内で生成したクエン酸は、脂肪酸の合成材料となる。

()トランス脂肪酸は、血清LDL-コレステロール値を増加させる。

()エイコサノイドは、炭素数20の多価不飽和脂肪酸が前駆体となる

()インスリンは、リポたんぱく質リパーゼ活性を上昇させる。





予想29-28 代謝とその調節に関する記述である。

()cAMPは、細胞膜に存在するアデニル酸シクラーゼが細胞内のATPに作用して生じる。

()インスリンは、脂肪細胞のグルコース輸送体(GLUT4)に作用する。

()アクアポリンは、細胞膜における水の通過に関与する。

()レニンは、アンギオテンシノーゲンをアンギオテンシンⅠに変換する。

()グリコーゲン合成酵素は、インスリンによって活性化される。





予想29-29 加齢に伴う変化に関する記述である。

()変形性膝関節症はロコモティブシンドロームのリスク因子である。

()サルコペニアとは、加齢による筋力の低下や筋肉量の減少をいう。

()廃用症候群は、長期にわたる安静により生じる心身の機能低下で生じる

()悪液質(カヘキシー)とは、疾患による骨格筋の委縮を特徴とする栄養障害である。

()パーキンソン病は、認知症の原因となる。





予想29-30 脳死を判定する必須項目である。

()深昏睡

()瞳孔散大

()脳幹反射の消失

()平坦脳波

()自発呼吸の停止




予想29-31 症候に関する記述である。

()チアノーゼは、還元ヘモグロビン値の上昇により生じる。

()喀血は、呼吸器からの出血である。

()溶血性貧血では、黄疸がみられる。

()JCSJapan Coma Scale)は、意識レベルの指標である。

()タール便は、上部消化管における出血で見られる。





予想29-32 血液検査に関する記述である。

()CRP(C反応性たんぱく質)は、炎症の指標として利用される。

()AFP(α-フェトプロテイン)は、肝細胞がんの腫瘍マーカーである。

()p53遺伝子はがん抑制遺伝子である。

()子宮頸がん予防のためにヒトパピローマウィルス(HPV)ワクチン接種が行われている。

()トランスフェリン・プレアルブミン・レチノール結合たんぱく質は、ラピッドターンオーバープロテイン(RTP)ある。





予想29-33 先天性代謝異常症に関する記述である。

()ホモシスチン尿症では、血中のホモシスチンとメチオニンが高値となる。

()メイプルシロップ尿症は、分岐鎖アミノ酸の代謝異常症である。

()フェニルケトン尿症では、血中のフェニルアラニンが増加する。

()ガラクトース血症の治療には乳糖除去ミルクを用いる。

()ウィルソン病では、血中のセルロプラスミンが減少し、肝臓や脳に銅が以上沈着する。





予想29-34 嚥下に関する記述である。

()不顕性誤嚥では、誤嚥するとむせるなどの防御反応が低下している。

()誤嚥性肺炎の防止には、口腔ケアが有用である。

()嚥下運動は、先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期の5相に分類される。

()脳血管障害のある高齢者は、不顕性誤嚥による誤嚥性肺炎を起こしやすい。

()嚥下障害の診断・評価には、嚥下造影検査(VF)や水飲みテストが用いられる。





予想29-35 消化器疾患に関する記述である。

()肝硬変非代償期では、プロトロンビン時間(PT)が延長する。

()クローン病の活動期では、絶飲食として成分栄養剤による経腸栄養を選択す。

()たんぱく漏出性胃腸症では、アルブミン/グロブリン比(AG比)は低下する。

()肝硬変非代償期では、フィッシャー比は低下する。

()潰瘍性大腸炎では、連続性・びまん性病変やハウストラの消失がみられる。




参考資料:管理栄養士国家試験受験必修過去問集2015(女子栄養大学出版部)
    :管理栄養士国家試験全国統一模擬試験(日本医歯薬研修協会)

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by inufukuken | 2015-03-14 16:27 | 人体の構造と機能(53) | Comments(3)

私、こうそくで吐けます!(COPDの覚え方)

今回は慢性閉塞性肺疾患(以下COPDで表記)についてのゴロです。
COPDは人体や臨床栄養学で、必ずと言っていいほど出題されていますので必ずマスターしましょう。


COPDは、肺気腫と慢性気管支炎を総称したもので、喫煙等により気道が閉塞し気流が制限され、息を吸うことは出来るが、吐けない状態のこと。一般に非可逆的(治らない)です。

主に下に挙げる①~⑪の特徴があります。

①40~50代以上の男性喫煙者に多い。

②吐けないので肺に空気が溜まる。
肺の過膨張がおきます。

③肺の過膨張により肺の細胞が壊され、肺胞でのガス交換ができない。

④酸素の取り込みが低下し、血中の二酸化炭素濃度が高くなる。
呼吸性のアシドーシス

⑤肺の過膨張のより横隔膜が押し下げられ、腹部膨満感を生じる
少量頻回食

⑥呼吸しづらいため、安静時でも呼吸そのものでエネルギーが消費される。
安静時エネルギー代謝亢進

⑦やせをきたす。
マラスムス型PEM

⑧筋肉で代謝されている分岐鎖アミノ酸が減少する。
フィッシャー比が下がる

⑨エネルギー不足から脂肪分解が亢進し
呼吸商は低下する

1秒率の低下
(1秒率=努力肺活量のうち、最初の1秒間に吐き出せる空気の量の割合のこと)

⑪なにがともあれ治療には禁煙が必須である



試験では、何を覚えておきたいかというとCOPDでは「息を吸えるが、吐けないこと」です。対比される症例として、拘束性の換気障害(間質性の肺炎など)があげられますが、拘束性の場合は「息を吐けるが、吸えない」というようにCOPDとは真逆の症状です。



これを一緒に覚えるゴロが、「私、高速で吐けます!」です。



これはつまり「拘束性換気障害では息を吐けるが吸えない」というのを簡潔に「拘束で吐ける!」と覚えましょう。閉塞性換気障害はその逆なので、「閉塞で吐けない」と自然に出てくるでしょう。「閉塞で吐けない」から先程のアシドーシスや呼吸商、1秒率などもおのずと答えが導き出せます。なので、とりあえず「拘束で吐ける」というのだけ覚えて下さい。



イメージの仕方は、可愛い女子が「私、高速で吐けるんです!」と驚きの自己紹介をした感じです。急に「おろろろろっ!」と吐くという突拍子もない場面の方が忘れないものです。





以下、参考までに過去問を掲載しておきます。


26回-問43 慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。正しいのはどれか。1 つ選べ。
(1)女性に多い。
(2)痰を伴わない咳が特徴である。
(3)1 秒率が増加する。
(4)除脂肪体重(LBM)は増加する。
(5)インフルエンザワクチンの接種は死亡率を低下させる。


27回-問43 慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。正しいのはどれか。1 つ選べ。
(1)高齢になるほど患者数が減少する。
(2)拘束性障害に分類される。
(3)1 秒量は病気分類に用いられる。
(4)安静時エネルギー消費量が低下する。
(5)フィッシャー比が上昇する。


28回-問43 呼吸器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 横隔膜は、呼気時に収縮する。
(2) 気管支平滑筋は、副交感袖経の興奮で弛緩する。
(3) 血中二酸化炭素分圧の上昇は、ヘモグロビンの酸素結合能力を増加させる。
(4) 二酸化炭素は、血液中で重炭酸イオン(HCO3-)になる。
(5) 1秒量とは、最大呼気位から最初の1秒間に吸入できる量である。


28回-問44 慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 喫煙は、リスク因子である。
(2) 食欲は、増進する。
(3) 呼吸機能検査では、拘束性障害のパターンを示す。
(4) 動脈血中の酸素分庄は、上昇する。
(5) 安静時エネルギー消費量(REE)は、減少する。







【解答】
26回-問43 (5)
27回-問43 (3)
28回-問43 (4)
28回-問44 (1)




参考サイト:管理栄養士国家試験徹底解説 http://diet2005.exblog.jp/
参考資料:女子栄養大出版受験必修過去問集2015
    :クエスチョンバンク2015

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by inufukuken | 2015-01-24 13:18 | 人体の構造と機能(53) | Comments(5)

変態じゃない!

子宮がんには、主に子宮内部にできる子宮体がんと、子宮頸部にできる子宮頚がんがあります。

子宮体がんは50歳以上の閉経した女性でなりやすく、60~70歳代の患者さんが多いそうです。エストロゲン(卵胞ホルモン)の子宮内膜への刺激が原因の1つだとされています。また、そのほとんどが腺がんです。腫瘍マーカーは、腺がんで上昇することの多いCA125です。

対して子宮頸がんは、20~30代の若い女性で発見されやすく、原因のほとんどがHPV(ヒト・パピローマ・ウィルス)の感染です。約8割が扁平上皮がんと言われています。腫瘍マーカーは扁平上皮がんで高頻度に検出されるSCC抗原が有用です。


ここでまず覚えたいのは、子宮体がんで「腺がん」が、子宮頸がんで「扁平上皮がん」が多いということ。こんな感じで覚えてみました。不謹慎ですが、あくまで覚え方なのでご了承ください。

子宮がんは変態じゃない

変態じゃない→扁体じゃない

扁平上皮がんは「子宮体がん」じゃない

つまり、扁平上皮がんは「子宮頚がん」に多いということです。回りくどいですが、どうでしょうか?



<参考サイト>
もっと知ろう子宮頸がん
http://shikyu-keigan.com/cervical-cancer/index.aspx
がんプロ.com
http://www.gan-pro.com/public/cancer/cervical.html
国分寺鈴木医院
http://www.ksiin.jp/uteri.html




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by inufukuken | 2014-12-25 00:55 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

比較的出血しやすい

高血圧性脳内出血をもっとも起こしやすいのは「被殻」と呼ばれる部分です。原因の40~50%を占めるそうです。

「脳の被殻は比較的出血しやすい」と覚えましょう!

場所が知りたい方は下記サイトをご参照ください。

<参考サイト>
プチナースの広場 http://www9.plala.or.jp/sophie_f/

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by inufukuken | 2014-12-23 00:35 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

心臓の構造と血管名の覚え方

今回は、m5-o3unさんからのリクエストで心臓の構造と血管名の覚え方を紹介します。

まず心臓の構造は簡単に書くと図のようになります。

e0223539_17362534.png

循環器というだけに、絶えず血液が循環しているので、どこが始まりだ、ということは言えませんが、とりあえず左心室から説明します。

左心室から全身へ酸素がたくさん入った血液が送られます。この血管が大動脈と言います。

各細胞へ酸素を運ぶので血管はだんだん細くなり、細胞に酸素を渡したのち、いらない二酸化炭素などを、戻りの血管に返してやります。この時点で血管は静脈と名前を変えます。

各細胞から帰ってきた静脈は大静脈に合流し、大静脈が心臓の右心房へ戻ってきます。

右心房右心室へ血液を渡すだけ。この間にある弁が三尖弁(さんせんべん)です。

右心室からは肺に向かいます。その血管を肺動脈といいます。肺では呼吸をして酸素を取り込み二酸化炭素を排出します。

酸素をたくさん含んだ血液は肺静脈を通り、左心房に入ります。左心房左心室に血液を渡すだけ。この間に僧帽弁(そうぼうべん)があります。

左心室に戻った血液は、また最初のように大動脈を介して酸素をたくさん含んだ血液を全身へ運びます。
私たちは知らない間に、これを繰り返しいるんですね。


この過程を覚えるポイントは、心臓から出ていく部屋は【室】、心臓へ戻る部屋は【房】で統一されていること、心臓から血液が出ていく血管を【動脈】、血液が心臓に戻ってくる血管を【静脈】と統一している所に着眼して下さい。肺動脈肺静脈の部分は特に間違いやすいので、先に書いた覚え方をお勧めします。

これはsgsという管理栄養士講座の先生のパクりですが、【室】は【出】と読めば出ていく血管だと覚えられる。【房】は【戻】に似ているので戻ってくる血管は【房】だ。という単純明快な覚え方を教えてくれました。

この2つを合わせて覚えれば、心臓の構造は忘れないと思います。
一番効果的なのは、一連の流れを誰かに説明してみましょう。説明できれば覚えたということ。出来なければ、どこかの情報が不足しています。もう一度読み返して見ましょう。

ここまできて言うのもなんですが、これはかなり省略しています。平面で説明するには、心臓はあまりに複雑で、特に血管は一言で説明できません。大動脈にはたくさんの分岐があり、特に大事な冠状動脈があります。

それらを勉強するにはまず今までやった最低限の仕組みを覚えるところからはじめましょう。

心臓の病気なども、この構造がわかって初めて理解できると思います。是非マスターしましょう。
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by inufukuken | 2014-11-07 00:11 | 人体の構造と機能(53) | Comments(4)

ハンター舌炎の覚え方

ハンター舌炎とはビタミンB12の欠乏でおこる舌炎で、舌表面の糸状乳頭が委縮して平滑になり、赤くなったり、食物がしみたり、舌が乾燥する、舌が痛いなどの症状がみられます。
詳しくはこちらを参照下さい。
→病院検索ホスピタhttp://www.hospita.jp/disease/3268/

ここでは、ビタミンB12とハンター舌炎を結びつけるヒントをご紹介します。

みなさん「ゴルゴ13」は知ってますか?

ゴルゴ13はビックコミックという雑誌に掲載されている漫画でデューク東郷というスナイパーが主人公なんです。知っている人ならゴルゴ13からスナイパーはすぐ思い出すでしょう。

ここでは、ハンター舌炎→ハンター→スナイパー→ゴルゴ13→ビタミンB12と覚えましょう!

ビタミンB13は管理の試験には出てきたことがないので、13ときたらB12でいいでしょう。

今回は短いですが、いつかみなさんの役に立つと思います。
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by inufukuken | 2014-09-16 12:36 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

オキシトシンとバソプレシンの覚え方

あけましておめでとうございます。
今回も質問を頂いた下垂体後葉ホルモンの覚え方についてのゴロです。

下垂体後葉ホルモンは代表的なものが2つ「オキシトシン」と「バソプレシンまたはバソプレッシン」があります。

下垂体前葉のプロラクチンは乳汁産生を促す働きがあり、「オキシトシン」と合わせて覚えるのが効果的です。「オキシトシン」は射乳や子宮収縮を促す働きを持ちます。下のサイトを参考にするとよいでしょう。

http://ameblo.jp/musashino-kanri/entry-11337446297.html
http://www15.ocn.ne.jp/~kawachi/noukasuitai.html


後葉ホルモンの覚え方ですが、ちょっと考えてみました。

バソプレシン⇒バスプレス⇒バスが「プレス」つまり「衝突」してペシャンコになるイメージです。どこに衝突したかと言うと、「腎臓の集合管に」です。

バソプレシンは、腎臓の集合管に作用し抗利尿作用を引き起こします。俗に抗利尿ホルモンとも言われているホルモンです。「バソプレシンは下垂体後葉から出て腎臓の集合管に働きかけ、抗利尿作用を示す」と覚えましょう。

先ほどの「バスが衝突した」というのは、集合管にバスが衝突して尿が通れなくなったという意味です。尿が出なくなるイコール抗利尿と連想できるといいですね。「抗」は利尿を妨げるという意味です。

次にオキシトシンですが、

オキシトシン⇒おおきいしとしん でる⇒大きい人、死ん でる⇒つまり「大きい人が死んでる」イメージです。どうして死んだかと言うと(射殺)射乳されたと覚えましょう。

他に、子宮収縮作用がありますが、どちらかと言うと射乳の方が多く出題されているので射乳を先に覚えましょう。

バソプレシンとオキシトシンが下垂体後葉ホルモンの代表といいましたので、「後葉」をどう覚えるか、ですが2つとも「死んでしまって、後の祭り」と覚えれば完璧でしょう。

こんな感じで、いかがでしょうか?

国家試験まであと3ヶ月ちょいですね。ラストスパート頑張りましょう!

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by inufukuken | 2014-01-03 19:28 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

【頻出問題!!】レニンによる血圧上昇のしくみ

血圧調節の機能には、神経性の調節と、体液性の調節がありますが、試験に出てくるのはほとんどが後者で、こちらさえ覚えておけば9割方解答できると思います。

まず、この図を見て下さい。
e0223539_1839214.png


この図は、タイトル通りレニンによる血圧上昇のしくみ(体液性の調節)を表したもので、順を追って説明するとおおよそ次の通りです。

①全身の血圧が低下して腎血流が減少すると、腎臓の傍糸球体細胞からレニンが分泌される。

②レニンが血中の不活性型のアンジオテンシノーゲンに作用して活性型のアンジオテンシンⅠへ変える。

③これがアンジオテンシン変換酵素(ACE)によってアンジオテンシンⅡとなると、血管を収縮させて血圧を上昇させるのと同時に、副腎皮質を刺激しアルドステロンの分泌を促す。

④アルドステロンは遠位尿細管におけるナトリウムの再吸収を亢進する。

⑤さらに浸透圧を一定にする必要性から、脳下垂体後葉からバソプレッシン(ADHまたは抗利尿ホルモンともいう)が分泌され、腎臓の集合管に作用して水分の再吸収を促進する。

⑥③④⑤により血圧が上昇する。

⑦血圧が上昇すると、ネガティブフィードバックによりレニン分泌を抑制する。



この「レニンによる血圧上昇のしくみ」は今年の第27回の国家試験にも、関連する問題が多く出題されました。このレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系と言われる一連の血圧上昇の流れが分かれば、以下の問題はそんなに難しくないはずです。



第27回問27
(4)循環血液量が減少すると、レニンの分泌が抑制される。
解答×分泌は促進される。

第27回問36
(4)バソプレシンは、血管収縮作用がある。
解答

第27回問38
(1)レニンは、カリウムの吸収を促進する。
解答×図を追っていくと、ゆくゆくはアルドステロンを分泌させナトリウムの吸収を促進している。

第27回問38
(3)アルドステロンは、ナトリウムの排泄を促進する。
解答×カリウムの排泄を促進し、ナトリウムの再吸収を促進する。

第27回問38
(4)バソプレシンは、ナトリウムの吸収を促進する。
解答×バソプレシンは水の再吸収を促進する。

第27回問40
(2)原発性アルドステロン症では、血漿レニン活性が上昇する。
解答×アルドステロンが過剰分泌されるので、レニン活性は低下する。

第27回問47
(5)赤血球の産生を刺激するホルモンはレニンである。
解答×レニンは血圧を上昇させる働きを持つ。

第27回問104
(3)脱水が生じたとき、バソプレシンの分泌は低下する。
解答×バソプレシンは抗利尿ホルモンとも呼ばれ、水の再吸収を促進するので、脱水が生じたときは水を外に出さないように水の再吸収を促進する。

第27回問104
(4)脱水が生じたとき、アルドステロンの分泌は亢進する。
解答○アルドステロンを分泌しナトリウムを再吸収することで、水分の体内貯留が促される。

第27回問142
(2)原発性アルドステロン症――血清カリウム値の上昇
解答×血清カリウム値の低下。血清ナトリウム値の上昇。

このように、今回の国家試験でも3分野(応用栄養学、人体の構造と機能、臨床栄養学)にわたり、7問もの問題に関連しています。

こんなに複数の問題にかかわっている分野は他にありません。ここをマスターするだけで、プラス2点は取れるようになるでしょう。「たった2点?」と思ったあなた。その2点が合否に影響することがあります。それに、こんな風に1つの分野をマスターしただけですぐに点を稼げる所はまずないでしょう。それくらい血圧上昇のしくみは勉強する価値があります。

一問一問はなかなか難易度が高いですが、たったこれだけを理解していれば問題を解くときにかなりの安心感があります。

特に、副腎皮質に腫瘍が出来て、アルドステロン分泌が亢進する原発性アルドステロン症は毎回のように出題されます。また、ACE阻害剤という高血圧の薬は、図に出てくるACE(アンジオテンシン変換酵素)を分泌しないようにする、つまり阻害する薬(降圧剤)のことで、これも臨床栄養学で出題される可能性があります。このように関連する問題が多くあるので是非この機会に復習してみて下さい。

アルドステロンの覚え方はこの回で紹介しています。↓↓

ココをクリック!

この血圧上昇のしくみは管理栄養士国家試験の出題される問題の中で、最重要ポイントだと思います。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、理解できればなんていうことはありません。そのうちサービス問題と思えるようになるでしょう。頑張って覚えて得点力アップにつなげましょう!
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by inufukuken | 2013-07-29 19:12 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

浮腫の覚え方(血漿膠質浸透圧の覚え方)

いろなサイトや教科書を調べた結果、私の浮腫の理解としての解説を次に紹介します。一部に分かりにくかったり、専門的に言うとちょっと違う、といったところがありましたらご質問なり、ご指摘をお願いします。ではどうぞ!


浮腫を理解するにはまず「浸透圧とはなんぞや?」という所から理解しなければなりません。なぜなら、浮腫とは体の中で起きている浸透圧が関係しているからです。なので、まず浸透圧について少し説明します。

一番簡単な浸透圧の例をあげるとすれば、「ナメクジに塩」です。塩をナメクジにかけると塩がナメクジの水分を引っ張って細胞の外へ水を出してしまいます。だからちっちゃくなっちゃうんです。

もうひとつ例をあげると、「野菜を真水に漬けておくとシャキッとする」のは野菜の細胞内の濃度が真水より高いから、野菜の細胞内に水が引き込まれます。それで細胞内に水がたまり、みずみずしくなるんです。

このように、水を通す膜(細胞膜)をはさんで右と左に濃度の違う液体を置くと、水だけが薄いほうから濃いほうへ移動します。これは、膜をはさんで右と左で濃度を一定にしようと働くためで、人間の体も同じように出来ていて、

①血液
②細胞内液
③間質液(毛細血管と細胞の間にある液体)


の3つの間で浸透圧によって栄養分や水などが運ばれます。

浸透圧というのはその名の通り「浸透しようとする圧力」、つまりは「水を引っ張る力」と言い換えることができます。濃い液体は薄い液体から水を引っ張ることができます。この力を利用して私たち人間は、栄養分や水分を細胞に行きわたらせることが出来るんですね。




国家試験の浮腫問題で一番出るのは

「血漿膠質浸透圧が低下すると浮腫になる」

というやつです。言葉だけ聞くと難しく感じるかもしれませんが、何のことはありません。

こう考えて下さい。

「血液の濃度が低下すると浮腫になる」

ということです。血漿膠質浸透圧とは簡単に言うと血液の濃度のことだと考えるとわかり易いです。

濃度が下がる(濃度が薄くなる)といっても「何の?」と聞きたくなるでしょう。さんざん塩を例に出したので、「塩だな」と思ったかもしれませんが、実は「ナトリウム」ではなく「アルブミン」です。血液中にあるたんぱく質の実に約6割がアルブミンだというのも覚えておきましょう。ちなみにアルブミンは細胞膜を通過できません。だから細胞膜を通過できる水と栄養分だけが移動できるんです。

さんざん塩を例に出しましたが、これは濃度を例に出したときに一番分りやすいからであって、あくまでも「血漿膠質浸透圧の低下による浮腫」に関わる浸透圧を主にコントロールしているのは「アルブミン」なんです。

ではなぜ血液のアルブミン濃度が下がると浮腫になるのか。
ここからが重要です


浮腫は「間質に水が過剰に溜まった状態」のことですが、その水は「血液中の水分が間質に奪われたこと」を表します。血液中のアルブミン濃度が平常であれば間質液も、血液も常に一定量なんですが、どちらかの濃度が薄くなる(ここでは血液中のアルブミン濃度が薄くなる)と、薄くなった方から濃い方(間質)へ水がどんどん流れ出ていきます。間質液の方が濃いから水を引っ張る力があるために起こる現象です。そうすると過剰に間質に水が溜まり、いわゆるむくみ(浮腫)を引き起こすんですね。

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ちょっと端折って説明したので補足すると、栄養分や水分は

動脈⇒動脈の毛細血管⇒間質⇒細胞⇒間質⇒静脈の毛細血管⇒静脈

という流れで移動します。もちろん、酸素や二酸化炭素もです。細胞までいくと老廃物も出てきます。
正常な人は、血液と間質液では血液のほうが濃度が高いです。なので単純に考えると、動脈では間質から動脈の毛細血管へ水分が逆流していきそうですが、動脈血管には圧力(血圧)があり浸透圧よりも血圧が勝って、栄養分や水分を細胞に運ぶことが出来るんです。逆に、静脈血管には、動脈ほどの圧力(血圧)がないので、浸透圧が勝って、老廃物や水分が静脈の毛細血管に流れ出るようになっています。健康な人はこのような流れが絶え間なく一定に続いていると考えて下さい。一定に流れていれば浮腫は起こりません。

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浮腫は「間質に水が溜まること」であり、その原因は「血液濃度(アルブミン)の低下」であることが分かれば浮腫はそれほど難しくありません。

アルブミン濃度の低下により、動脈の毛細血管が持っていた浸透圧(間質のほうから血管に水を引っぱろうとする力)が低下し、逆に間質に水が引っ張られます。これにより、間質に過剰に水が溜まり浮腫となるんですね。

アルブミン濃度低下の原因は肝臓疾患が考えられます。なぜならアルブミンは肝臓で合成されているから。これはわかりやすいでしょう。肝臓が正常に働かなければアルブミンも作られません。これにより低アルブミン血漿となり浮腫となるのです。

他にも、「腎不全で腎機能が低下すると水分を外に排出できなくなるために、水が過剰に間質に蓄積され浮腫になる。」とか、「心臓疾患により、血液の循環がスムーズに行かなくなって、静脈に圧力がかかり間質に異常に水が溜まって浮腫になる。」とかまだまだ浮腫にはさまざまな種類がありますが、一番最初に説明した「血漿膠質浸透圧の低下により浮腫になる」というのが一番理解に苦しむところでもあります。だからこそ問題にも出るんです。なので、あえてこちらにスポットをあてて説明しました。

以上で説明を終わりますが、なかなか一回では理解できないと思います。ですが、少しずつ自分が理解できるところを増やしてみてください。そうすれば「いつの間にか浮腫が理解できるようになっていた」という感じが理想的です。浮腫にだけスポットを当てるのではなく、その周辺事情も考えながら勉強すると深い理解に繋がると思います。


最後まで読んでくれた人にご褒美として「浮腫と血漿膠質浸透圧低下」を結びつけるゴロをここで紹介しましょう。ブッシュ元大統領を皇帝にしてみました。

ブッシュ皇帝(ブッシュこうてい)

これはつまり

ブッシュ=浮腫

皇帝=血漿膠(こう)質浸透圧の低(てい)下


を表したものです。短いですが我ながら、インパクトと簡潔さはピカイチのゴロだと思います。



引き続き皆さんからの質問や、感想、ゴロの作成依頼を募集しています。依頼には出来うる限り対応していますので気軽にコメント、メールをしてみてください。メールは☆を@にして下さい。inufukuken☆gmail.com
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by inufukuken | 2012-12-08 22:12 | 人体の構造と機能(53) | Comments(4)