カテゴリ:基礎栄養学(23)( 23 )

脂肪酸の系列と変化

C18:2 n-6         C18:3 n-3
リノール酸          α-リノレン酸
  ↓                  ↓
C18:3 n-6         C18:4 n-3
γ-リノレン酸         
  ↓                  ↓
C20:3 n-6         C20:4 n-3
ジホモγ-リノレン酸
  ↓                  ↓
C20:4 n-6         C20:5 n-3
アラギドン酸         エイコサペンタエン酸
  ↓                  ↓
C22:4 n-6         C22:5 n-3

  ↓                  ↓
C22:5 n-6         C22:6 n-3
                 ドコサヘキサエン酸


リノール酸、α-リノレンを人体では合成されないため必須脂肪酸と呼ぶ。また、必須脂肪酸にはn-3系と、n-6系の2種類があり、n-3系必須脂肪酸の代表が、α-リノレン酸であり、「魚油」に多いエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)を生成する。n-6系必須脂肪酸の代表がリノール酸で、代謝されて、γ-リノレン酸、ジホモγ-リノレン酸、アラギドン酸を生成するが、逆からの生成はない。


この上の図は、絶対に覚えないといけないです!必ず出ます!
n-3系とn-6系(左と右列)を別々に、順番も覚えて下さい。ただし、太い字で書かれている部分だけでOKです。

上から矢印にむかって生成されるので、例えば「アラギドン酸」を摂取しなくても、必須脂肪酸である、リノール酸を摂取していればおのずと生成される。といった具合です。これは、必須アミノ酸と同じですね。

覚え方は、

リノール
ですが、数字の「6」に見えてきませんか?カールしている感じ。もっと言うと、リノーるぉくでもいいです。

n-3系は、「アルファさん」「エイコさん」「ドコさん」と人の名前みたいだ。というので私は覚えました。

どちらか、ひとつを覚えればおのずと反対が、n-3かn-6になりますから少しがんばれば大丈夫です。


この中で、出題が多いのは、必須脂肪酸はもちろんですが、「エイコサノイド」の前駆体である、アラギドン酸
の出題が目立ちます。エイコサというのは、20の仲間という意味だそうでC20: とつけば、エイコサノイドの原料になるということです。つまり、n-3系でもエイコサペンタエン酸がそれにあたります。
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by inufukuken | 2011-09-15 18:42 | 基礎栄養学(23) | Comments(0)

ケト原性アミノ酸

ケト原性アミノ酸を6つ覚えましょう!



ふ   フェニルアラニン
とっ   トリプトファン
ちょ  チロシン
い   イソロイシン
けど  ケト原性アミノ酸
ろ   ロイシン
り   リジン

太っちょいけどロリ

「太っちょなんだけどロリータ」な人なんです。イメージ沸きますか?
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by inufukuken | 2011-09-08 00:38 | 基礎栄養学(23) | Comments(1)

胃の中の酵素と消化液

胃の中には様々な酵素や消化液が存在します。
ここで覚えるのは物を食べた時に出る酵素や消化液の種類と出る順番です。

出る順番に関しては諸説あるので参考までに覚えて下さい。

まず、胃の中に食物が入ると胃幽門部のG細胞からガストリンが出ます。これは胃液の分泌が高まります。胃液とは、胃底腺の各細胞から出てくるので、それがどこなのか覚えましょう。


①粘液(副細胞)フクサイボウ
②ペプシノーゲン(主細胞)シュサイボウ
③塩酸(壁細胞)ヘキサイボウ


上記の3種類で、胃液の出る順番が①②③となります。(ガストリンはべっこで覚えましょう。)
まず、粘液が胃の内側をおおいます。「先に粘液が出ないと酸によって胃に穴が開くから」と覚えましょう。
次にペプシノーゲン。○○ノーゲンとは○○の前駆体という意味だそうです。つまり、ペプシンという強烈な酸となる前の段階です。このペプシノーゲンに塩酸が作用して、はじめてペプシンとなるわけです。言われてみれば、この順番はとても理にかなってますよね。



管理の試験では、出る順番というより、どこから出ているかが良く問われます。
ですので、①から順に覚え方を考えてみました。


①粘液はねばねばなので、納豆を連想してください。これでOK!「納豆は副菜なので、副細胞からでる」と覚えると覚えやすいです。

②ペプシノーゲンはペプシコーラを連想して、ペプシの缶ををプシュッと開けて下さい。はい、主細胞のシュですね。

③塩酸は壁細胞ですが、煉瓦の壁に塩酸をたらして壁を溶かすとイメージしましょう。

これで、胃液の種類と出所が覚えられると思います。ただし、これはあくまで言葉を知っているのが前提ですので、まったくわからない人は、まず言葉に慣れてから覚えて下さい。


この調子で十二指腸も合わせて覚えると効果的だと思います。食べ物が口腔から食道→胃→十二指腸→空腸→回腸…… という風に移動していくのと同時に各組織から酵素やホルモンが出てきます。今回は胃だけですが、十二指腸にも重要な酵素やホルモンがたくさんあります。ですが、順を追って覚えていくと最終的にはすべてがつながるのでとても楽しいと思います。
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by inufukuken | 2011-09-01 09:24 | 基礎栄養学(23) | Comments(1)