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ゴロで覚える管理栄養士国家試験

フィッシャー比とコリンエステラーゼ

フィッシャー比とは 分岐鎖アミノ酸(BCAA)/芳香族アミノ酸(AAA) で表記されますが、

肝硬変時はこのフィッシャー比が低下します。芳香族アミノ酸といわれる、フェニルアラニンやチロシンは肝臓で代謝されるので肝臓の機能が低下していると、代謝できない。つまり分母が大きくなるのでフィッシャー比が下がるそうです。その他、分岐鎖アミノ酸の合成阻害や、アンモニア解毒のために消費されるといった理由もありますが、めんどくさいので、肝硬変ではフィッシャー比が低下すると覚えましょう。


ズバリゴロで覚えてください。

さかなクン、肝硬変に懲りてラーゼ
さかなくん  かんこうへんに  こりてらーぜ

さかなくん=フィッシャー比

肝硬変に=肝硬変

懲りてラーゼ=コリンエステラーゼ


この3つのキーワードから肝硬変時はフィッシャー比とコリンエステラーゼが低下するとイメージしてください。さかなクンは肝硬変に懲りてるので、「懲リテラーゼ」ということです。テンションガタ落ち、つまり低下しているんです。ダジャレですが、われながら良く出来てます(笑)そう思うと、あのさかなクンが黄疸で顔が黄色かったんじゃないかと錯覚したりします。有名人をエサにゴロを作るとなんか覚えやすいんです。




ちなみにフィッシャー比で、分岐鎖アミノ酸(BCAA)と芳香族アミノ酸(AAA)がどちらが分母で、どちらが分子か迷うことがあります。

そんな時は、

分岐鎖の(岐)を良く見て下さい。

山は上を向いていますよね。(そう見えるのは、私だけでしょうか?)
分母(下)に「山」をおくと不自然です。「山」は分子(上)に置くと様になります。



そんな感じで覚えられると思います。試験に良く出ますのでこの2つはまとめて覚えちゃいましょう!

病者用食品の覚え方

病者用食品とは前回やった「特別用途食品」の中の一つです。

病者用食品には次の4つがあります。

①低たんぱく質食品
②アレルゲン除去食品
③無乳糖食品
④総合栄養食品


この中身がどういうものなのかは、教科書に書いてあると思いますので、覚え方を紹介します。ずばり、


手荒れ無視(てあれむし)

て →低たんぱく質食品
あれ→アレルゲン除去食品
む →無乳糖食品
し →総合栄養食品


最後の、「し」から総合栄養食品は少し強引ですが、「しょうごう栄養食品」とでも覚えましょう!
やはり、これも単語を覚えないと出てきませんので、勉強した後に、「覚える方法」として活用してください。

前回やった「特別用途食品の分類」と、今回の「病者用食品の分類」はセットで覚えましょう。教科書のどこかに、保健機能食品と特別用途食品の大枠を説明しているところがあると思います。今回は、後者をピックアップしました。これを機会に、図を書いて覚えましょう。これに、法的根拠が何法にあるのかを加えるとさらに、点数アップにつながると思います。

特別用途食品の覚え方

特別用途食品には

①病者用食品
②妊産婦・授乳婦用粉乳
③乳児用調整粉乳
④えん下困難者用食品


があります。これを覚えるためのゴロを紹介します。試験にも必ずといって良いほどでますよ。
覚えるポイントはまず、「特別用途食品には何があるか」です。ここでは4つ紹介してますが、最後に出てくるトクホも入れると5つになります。ではどうぞ!



病人さん入院
(びょうにんさんにゅういん)


(病者用食品)
人さん
(妊産婦・授乳婦用粉乳)
(乳児用調製粉乳)
(えん下困難者用食品)


特別用途食品からこのゴロを連想するには、①~④の言葉くらいは覚えておかなければなりません。
せめて病者用食品だけは確実に覚えましょう。「病」が出てくればそのあとはおのずと出てくるでしょう。「院」から「えん下」を連想するのはちょっと難しいですね。


ただし、この特別の用途に適するという表示には 特定保健用食品も含まれます。トクホですね。
トクホは特別用途食品保健機能食品の両方にまたがる特別な食品です。トクホだけに特別扱いなんですね。

損益分岐点マスター

このページは、損益分岐点の計算式をどうしても忘れてしまう方へ向けて作成しました。私なりに、理屈で説明したつもりです。まったく分からない人には役に立たないと思いますので。教科書で、一度勉強してからご覧いただければと思います。ではどうぞ!


損益分岐点を求めるときに必要なのは、変動費率と固定費です。式にすると



            固定費   , 
損益分岐点= (1-変動費率)




となります。損益分岐点とは、これより売り上げがあれば黒字、下がれば赤字といういわば、儲けも損もない状態(俗にいう差し引きトントン)のことを指します。

ここで出てくる固定費、変動費というのは売り上げが変わっても変化しないものです。例えば固定費でいうと、家賃や正規従業員の給料です。変動費は、光熱費や食材料費など、「売り上げが上がれば上がっただけ同じように費用が増加するもの」です。別の言葉でいうと、変動費は、売り上げが上がると一定の割合で増加するということ。これは、変動費率が常に一定であることを示します。つまり、売り上げが変化しても固定費変動費率は変わらないのです。


普通は 売上=固定費+変動費+(利益か損益) となりますが、



差し引きトントンの時はこれから、(利益か損益)がとれます。

つまり 売上=固定費+変動費 です。

それは 固定費率と変動費率が足して100%となるということ。


これを逆手にとって、さっきの損益分岐点の数式を次のように変えてみました。

           固定費   , 
損益分岐点=  固定費率


このやり方は決して良いとは思いませんが、覚えるときにはこうした方が覚えやすいです。





A:B=C:D という比率の問題を解いたことはありませんか?

これは BC=AD という式になります。(うちうちそとそとをかける)



さきほどの、数式をもう一度見てみましょう。



            固定費   , 
損益分岐点=  固定費率


これは、こうともとることができます。

損益分岐点         固定費   , 
   1      =     固定費率


例えば、固定費率が40%(0.4)の時の固定費額が分かれば、この時の100%(1)が損益分岐点(差し引きトントンの売上高)だということです。式をなおすと下のようになります。

損益分岐点:1=固定費:固定費率(0.4)


ではなぜ、固定費率という名称を使わないのか?ここまでくればピンと来るのではないでしょうか。
固定費率というのは売り上げが変化することによって変動してしまうのです。だから(1-変動費率)なんてややこしい式になるんですね。だって変動費率は常に一定ですから。さっきの固定費率+変動費率=100%をヒントに損益分岐点の固定費率を算出するのです。


要約すると、売上にかかわらず常に一定の固定費と変動費率を用いて、変動費率から固定費率を算出し、固定費と固定費率から損益分岐点を算出するということなんですね。

ちょっとややこしいですが分かってもらえたでしょうか?


最後に、これはあくまでも数式を思い出すためのヒントであって、いきなり固定費率を出すのはタブーです。固定費率は(1-変動費率)だということを忘れないでくださいね004.gif
# by inufukuken | 2011-09-11 18:05 | 給食管理(1)

昆布のうま味とぬめり

昆布のうま味はグルタミン酸。ぬめりはアルギン酸です。この両方を一気に覚える方法をあみ出しました。ゴロをどうぞ!

昆布のうま味とぬめりはグルある

グル  グルタミン酸

ある  アルギン酸