アジソン病の覚え方
以前アルドステロンを題材にしたことがありますが、アルドステロンは体内のナトリウムの再吸収を促進して、カリウムを排出するものですが、この機能が亢進すると原発性アルドステロン症という、高Na血症低K血症を発生します。
アジソン病はアルドステロンが出なくなる病気ですから低Na血症高K血症となります。症状としては易疲労感、全身倦怠感、脱力感、筋力低下、体重減少、低血圧……。とたくさんありますが、国家試験対策として覚えて頂きたいのは低Na血症です。
原発性アルドステロン症(副腎皮質機能亢進症)は アルドステロンが過剰に産生されることからその役割であるNa再吸収促進、K排泄増加で
低K血症高Na血症でした。アルドステロンは「アルK捨てろ」でKが捨てられるからでしたね。
さて今回はその反対の働きアルドステロンが出ない「アジソン病」です。このようにこじつけてみてはどうでしょうか?
アジソンは味損(あじそん)
つまり、味(Na)を損(損失)する=低Na血症となります。
これで、アジソン病=低Na血症がつながりましたね!!