カテゴリ:人体の構造と機能(53)( 55 )

【頻出問題!!】レニンによる血圧上昇のしくみ

血圧調節の機能には、神経性の調節と、体液性の調節がありますが、試験に出てくるのはほとんどが後者で、こちらさえ覚えておけば9割方解答できると思います。

まず、この図を見て下さい。
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この図は、タイトル通りレニンによる血圧上昇のしくみ(体液性の調節)を表したもので、順を追って説明するとおおよそ次の通りです。

①全身の血圧が低下して腎血流が減少すると、腎臓の傍糸球体細胞からレニンが分泌される。

②レニンが血中の不活性型のアンジオテンシノーゲンに作用して活性型のアンジオテンシンⅠへ変える。

③これがアンジオテンシン変換酵素(ACE)によってアンジオテンシンⅡとなると、血管を収縮させて血圧を上昇させるのと同時に、副腎皮質を刺激しアルドステロンの分泌を促す。

④アルドステロンは遠位尿細管におけるナトリウムの再吸収を亢進する。

⑤さらに浸透圧を一定にする必要性から、脳下垂体後葉からバソプレッシン(ADHまたは抗利尿ホルモンともいう)が分泌され、腎臓の集合管に作用して水分の再吸収を促進する。

⑥③④⑤により血圧が上昇する。

⑦血圧が上昇すると、ネガティブフィードバックによりレニン分泌を抑制する。



この「レニンによる血圧上昇のしくみ」は今年の第27回の国家試験にも、関連する問題が多く出題されました。このレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系と言われる一連の血圧上昇の流れが分かれば、以下の問題はそんなに難しくないはずです。



第27回問27
(4)循環血液量が減少すると、レニンの分泌が抑制される。
解答×分泌は促進される。

第27回問36
(4)バソプレシンは、血管収縮作用がある。
解答

第27回問38
(1)レニンは、カリウムの吸収を促進する。
解答×図を追っていくと、ゆくゆくはアルドステロンを分泌させナトリウムの吸収を促進している。

第27回問38
(3)アルドステロンは、ナトリウムの排泄を促進する。
解答×カリウムの排泄を促進し、ナトリウムの再吸収を促進する。

第27回問38
(4)バソプレシンは、ナトリウムの吸収を促進する。
解答×バソプレシンは水の再吸収を促進する。

第27回問40
(2)原発性アルドステロン症では、血漿レニン活性が上昇する。
解答×アルドステロンが過剰分泌されるので、レニン活性は低下する。

第27回問47
(5)赤血球の産生を刺激するホルモンはレニンである。
解答×レニンは血圧を上昇させる働きを持つ。

第27回問104
(3)脱水が生じたとき、バソプレシンの分泌は低下する。
解答×バソプレシンは抗利尿ホルモンとも呼ばれ、水の再吸収を促進するので、脱水が生じたときは水を外に出さないように水の再吸収を促進する。

第27回問104
(4)脱水が生じたとき、アルドステロンの分泌は亢進する。
解答○アルドステロンを分泌しナトリウムを再吸収することで、水分の体内貯留が促される。

第27回問142
(2)原発性アルドステロン症――血清カリウム値の上昇
解答×血清カリウム値の低下。血清ナトリウム値の上昇。

このように、今回の国家試験でも3分野(応用栄養学、人体の構造と機能、臨床栄養学)にわたり、7問もの問題に関連しています。

こんなに複数の問題にかかわっている分野は他にありません。ここをマスターするだけで、プラス2点は取れるようになるでしょう。「たった2点?」と思ったあなた。その2点が合否に影響することがあります。それに、こんな風に1つの分野をマスターしただけですぐに点を稼げる所はまずないでしょう。それくらい血圧上昇のしくみは勉強する価値があります。

一問一問はなかなか難易度が高いですが、たったこれだけを理解していれば問題を解くときにかなりの安心感があります。

特に、副腎皮質に腫瘍が出来て、アルドステロン分泌が亢進する原発性アルドステロン症は毎回のように出題されます。また、ACE阻害剤という高血圧の薬は、図に出てくるACE(アンジオテンシン変換酵素)を分泌しないようにする、つまり阻害する薬(降圧剤)のことで、これも臨床栄養学で出題される可能性があります。このように関連する問題が多くあるので是非この機会に復習してみて下さい。

アルドステロンの覚え方はこの回で紹介しています。↓↓

ココをクリック!

この血圧上昇のしくみは管理栄養士国家試験の出題される問題の中で、最重要ポイントだと思います。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、理解できればなんていうことはありません。そのうちサービス問題と思えるようになるでしょう。頑張って覚えて得点力アップにつなげましょう!
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by inufukuken | 2013-07-29 19:12 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

浮腫の覚え方(血漿膠質浸透圧の覚え方)

いろなサイトや教科書を調べた結果、私の浮腫の理解としての解説を次に紹介します。一部に分かりにくかったり、専門的に言うとちょっと違う、といったところがありましたらご質問なり、ご指摘をお願いします。ではどうぞ!


浮腫を理解するにはまず「浸透圧とはなんぞや?」という所から理解しなければなりません。なぜなら、浮腫とは体の中で起きている浸透圧が関係しているからです。なので、まず浸透圧について少し説明します。

一番簡単な浸透圧の例をあげるとすれば、「ナメクジに塩」です。塩をナメクジにかけると塩がナメクジの水分を引っ張って細胞の外へ水を出してしまいます。だからちっちゃくなっちゃうんです。

もうひとつ例をあげると、「野菜を真水に漬けておくとシャキッとする」のは野菜の細胞内の濃度が真水より高いから、野菜の細胞内に水が引き込まれます。それで細胞内に水がたまり、みずみずしくなるんです。

このように、水を通す膜(細胞膜)をはさんで右と左に濃度の違う液体を置くと、水だけが薄いほうから濃いほうへ移動します。これは、膜をはさんで右と左で濃度を一定にしようと働くためで、人間の体も同じように出来ていて、

①血液
②細胞内液
③間質液(毛細血管と細胞の間にある液体)


の3つの間で浸透圧によって栄養分や水などが運ばれます。

浸透圧というのはその名の通り「浸透しようとする圧力」、つまりは「水を引っ張る力」と言い換えることができます。濃い液体は薄い液体から水を引っ張ることができます。この力を利用して私たち人間は、栄養分や水分を細胞に行きわたらせることが出来るんですね。




国家試験の浮腫問題で一番出るのは

「血漿膠質浸透圧が低下すると浮腫になる」

というやつです。言葉だけ聞くと難しく感じるかもしれませんが、何のことはありません。

こう考えて下さい。

「血液の濃度が低下すると浮腫になる」

ということです。血漿膠質浸透圧とは簡単に言うと血液の濃度のことだと考えるとわかり易いです。

濃度が下がる(濃度が薄くなる)といっても「何の?」と聞きたくなるでしょう。さんざん塩を例に出したので、「塩だな」と思ったかもしれませんが、実は「ナトリウム」ではなく「アルブミン」です。血液中にあるたんぱく質の実に約6割がアルブミンだというのも覚えておきましょう。ちなみにアルブミンは細胞膜を通過できません。だから細胞膜を通過できる水と栄養分だけが移動できるんです。

さんざん塩を例に出しましたが、これは濃度を例に出したときに一番分りやすいからであって、あくまでも「血漿膠質浸透圧の低下による浮腫」に関わる浸透圧を主にコントロールしているのは「アルブミン」なんです。

ではなぜ血液のアルブミン濃度が下がると浮腫になるのか。
ここからが重要です


浮腫は「間質に水が過剰に溜まった状態」のことですが、その水は「血液中の水分が間質に奪われたこと」を表します。血液中のアルブミン濃度が平常であれば間質液も、血液も常に一定量なんですが、どちらかの濃度が薄くなる(ここでは血液中のアルブミン濃度が薄くなる)と、薄くなった方から濃い方(間質)へ水がどんどん流れ出ていきます。間質液の方が濃いから水を引っ張る力があるために起こる現象です。そうすると過剰に間質に水が溜まり、いわゆるむくみ(浮腫)を引き起こすんですね。

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ちょっと端折って説明したので補足すると、栄養分や水分は

動脈⇒動脈の毛細血管⇒間質⇒細胞⇒間質⇒静脈の毛細血管⇒静脈

という流れで移動します。もちろん、酸素や二酸化炭素もです。細胞までいくと老廃物も出てきます。
正常な人は、血液と間質液では血液のほうが濃度が高いです。なので単純に考えると、動脈では間質から動脈の毛細血管へ水分が逆流していきそうですが、動脈血管には圧力(血圧)があり浸透圧よりも血圧が勝って、栄養分や水分を細胞に運ぶことが出来るんです。逆に、静脈血管には、動脈ほどの圧力(血圧)がないので、浸透圧が勝って、老廃物や水分が静脈の毛細血管に流れ出るようになっています。健康な人はこのような流れが絶え間なく一定に続いていると考えて下さい。一定に流れていれば浮腫は起こりません。

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浮腫は「間質に水が溜まること」であり、その原因は「血液濃度(アルブミン)の低下」であることが分かれば浮腫はそれほど難しくありません。

アルブミン濃度の低下により、動脈の毛細血管が持っていた浸透圧(間質のほうから血管に水を引っぱろうとする力)が低下し、逆に間質に水が引っ張られます。これにより、間質に過剰に水が溜まり浮腫となるんですね。

アルブミン濃度低下の原因は肝臓疾患が考えられます。なぜならアルブミンは肝臓で合成されているから。これはわかりやすいでしょう。肝臓が正常に働かなければアルブミンも作られません。これにより低アルブミン血漿となり浮腫となるのです。

他にも、「腎不全で腎機能が低下すると水分を外に排出できなくなるために、水が過剰に間質に蓄積され浮腫になる。」とか、「心臓疾患により、血液の循環がスムーズに行かなくなって、静脈に圧力がかかり間質に異常に水が溜まって浮腫になる。」とかまだまだ浮腫にはさまざまな種類がありますが、一番最初に説明した「血漿膠質浸透圧の低下により浮腫になる」というのが一番理解に苦しむところでもあります。だからこそ問題にも出るんです。なので、あえてこちらにスポットをあてて説明しました。

以上で説明を終わりますが、なかなか一回では理解できないと思います。ですが、少しずつ自分が理解できるところを増やしてみてください。そうすれば「いつの間にか浮腫が理解できるようになっていた」という感じが理想的です。浮腫にだけスポットを当てるのではなく、その周辺事情も考えながら勉強すると深い理解に繋がると思います。


最後まで読んでくれた人にご褒美として「浮腫と血漿膠質浸透圧低下」を結びつけるゴロをここで紹介しましょう。ブッシュ元大統領を皇帝にしてみました。

ブッシュ皇帝(ブッシュこうてい)

これはつまり

ブッシュ=浮腫

皇帝=血漿膠(こう)質浸透圧の低(てい)下


を表したものです。短いですが我ながら、インパクトと簡潔さはピカイチのゴロだと思います。



引き続き皆さんからの質問や、感想、ゴロの作成依頼を募集しています。依頼には出来うる限り対応していますので気軽にコメント、メールをしてみてください。メールは☆を@にして下さい。inufukuken☆gmail.com
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by inufukuken | 2012-12-08 22:12 | 人体の構造と機能(53) | Comments(4)

クワシオルコルとマラスムスの覚え方

低栄養状態には、クワシオルコルとマラスムスの2つのタイプがあります。

クワシオルコルは、主に蛋白質の欠乏によって、マラスムスは、主にエネルギー摂取不足で起こります。

国家試験では、ここを問題に出すことが多いようです。
例えばこんな問題、

第17回-
問28栄養欠乏症に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。
a マラスムス型の栄養失調は、エネルギー欠乏が主体になって起こる。
b 脚気は、ビタミンB2不足によって生じる。
c 高齢者では、銅欠乏による味覚障害が生じる。
d ビタミンK欠乏は、血液凝固異常により出血傾向を示す。
(1)aとb  (2)aとc  (3)aとd  (4)bとc  (5)cとd


aはマラスムス型低栄養の典型です。
bはビタミンB1ですね。
cは先日やった亜鉛が正解
dは血液凝固の機序を以前やりました。これは正解。


これは、マラスムス型しか出てませんが、25回の追試-問36では「クワシオルコル型の低栄養には脂肪肝が見られる」という少し高度な問題も出ています。

いずれにしても、まずはマラスムスがエネルギー摂取不足、クワシオルコルがたんぱく質摂取不足の低栄養状態というのを覚えなくてはいけません。

クワシオルコルで脂肪肝になるのは、たんぱく質不足で、肝臓で作られるはずのリポたんぱく質が作られず肝臓に脂肪が溜まってしまうからです。リポたんぱく質は中性脂肪やコレステロールの運搬船ですからね。教科書で復習してみましょう。



それでは本題。どうやって
マラスムス--エネルギー不足
クワシオルコル--たんぱく不足

を覚えるかでしたね。

私は、こうやって覚えました。


マラスムス⇒わらスムス⇒「わら」は稲わらを連想する。そうすると米はエネルギー

クワシオルコル⇒イワシオルコル⇒「いわし」は魚。たんぱく質。


どっちか1つ覚えるだけでも効果的です。是非マスターしてください。066.gif
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by inufukuken | 2012-11-19 22:04 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

アジソン病の覚え方

アジソン病とは副腎皮質から出ているホルモン(アルドステロンやコルチゾールなど)の分泌が慢性的に低下した状態をいいます。つまり副腎皮質機能低下症ですね。


以前アルドステロンを題材にしたことがありますが、アルドステロンは体内のナトリウムの再吸収を促進して、カリウムを排出するものですが、この機能が亢進すると原発性アルドステロン症という、高Na血症低K血症を発生します。


アジソン病はアルドステロンが出なくなる病気ですから低Na血症高K血症となります。症状としては易疲労感、全身倦怠感、脱力感、筋力低下、体重減少、低血圧……。とたくさんありますが、国家試験対策として覚えて頂きたいのは低Na血症です。


原発性アルドステロン症(副腎皮質機能亢進症)は アルドステロンが過剰に産生されることからその役割であるNa再吸収促進、K排泄増加で
低K血症
高Na血症でした。アルドステロンは「アルK捨てろ」でKが捨てられるからでしたね。


さて今回はその反対の働きアルドステロンが出ない「アジソン病」です。このようにこじつけてみてはどうでしょうか?


アジソンは味損(あじそん)

つまり、味(Na)を損(損失)する=低Na血症となります。


これで、アジソン病=低Na血症がつながりましたね!!
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by inufukuken | 2012-11-15 17:21 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

エクリン腺とアポクリン腺の覚え方

エクリン腺は全身の皮膚に分布。水分が多い薄いサラサラな汗を分泌する。

アポクリン腺は腋窩(えきか)つまりわきの下、鼻、肛門などに分布しタンパク質や脂質を多く含むため特有ね匂いを発生する。

とりあえずアポクリン腺が臭いイメージなので、


臭すぎて「あっ、ポックリ死んじゃったイメージでどうでしょうか?

エクリン腺はその逆と覚えましょう!
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by inufukuken | 2012-11-07 00:15 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

ウィルソン病の覚え方

銅(Cu)代謝異常症のウィルソン病は、先天性代謝異常疾患の一種であり肝臓や腎臓などに過剰の銅が蓄積されることで起こります。

試験では、銅の代謝異常(銅の過剰症)⇒   ウィルソン病

のように出題されています。そこで銅が過剰に蓄積されている雰囲気を下記から感じ取っていただければ幸いです。

とりあえず、「wilsonなに?」と書いてみましょう。(wilsonは筆記体で書くのがポイント)そうすれば下の絵のように答えが見えてきます。

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「そんなにいる?というぐらいなのだから過剰だな。」と思ってください。
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by inufukuken | 2012-11-06 00:27 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

アレルギー反応の種類の覚え方(第26回―48)

スギ花粉症のアレルギー発症機序の分類である。正しいのはどれか。1 つ選べ。

(1)Ⅰ型
(2)Ⅱ型
(3)Ⅲ型
(4)Ⅳ型
(5)Ⅴ型


Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ型=体液性免疫であり、抗原に対し抗体が作られて働くものをいいます。

Ⅳ・Ⅴ型=細胞性免疫であり、T細胞が病原体を食べたり殺したりするものをいいます。

試験問題ではそれぞれの型の代表疾患とそれに関与する因子(抗体)を対応させるものが多いようです。

例えば、食物アレルギーは何型アレルギーか?のような問題です。

代表疾患はたくさんあるので、よく出る疾患で覚えるといいでしょう。


Ⅰ型(即時型・アナフィラキシー型)
アレルギー、アトピー、花粉症、じんましん、アナフィラキシーショック



Ⅱ型(細胞傷害型)
血液型不適合輸血による溶血、自己免疫性溶血性貧血、1型糖尿病



Ⅲ型(免疫複合体型)
糸球体腎炎、血清病、膠原病(全身性エリテマトーデスなど)



Ⅳ型(T細胞依存型・遅延型)
ツベルクリン反応、移植免疫、ウィルス肝炎、ウィルス脳炎



Ⅴ型(刺激型)
バセドウ病




この中でも、Ⅰ型アレルギーの作用因子IgEというのは頻出問題です。是非覚えて下さい。


それでは、Ⅰ型から覚え方を紹介します。


Ⅰ型→アレルギー→IgE ですので、アレルギイーで(アレルギEー)と覚えましょう。アレルギⅠーでⅠ型と覚えてもいいと思いますよ。


Ⅱ型→血液型不適合輸血による溶血→クロスマッチ(交差適合試験)という、輸血をする前にドナーの血液と一部を混ぜ合わせて問題が起きないか調べる試験のことを思い出す。つまり、自分の血とドナーの血を混ぜてみる訳なので、2つの血液を混ぜるわけです。3つは混ぜませんよね?→つまり2(Ⅱ)を連想する。


Ⅲ型→糸球体腎炎→糸球体腎→血病→原病と3つともちょんちょんちょんと(腎炎だけは違うんですが…)なっているので3(Ⅲ)を連想する。


Ⅳ型→ツベルクリン→シベルクリン→シ(4)ベルクリンと、ツがシに見えてきませんか?


Ⅴ型→バセドウ病→ヴァセドウ病→ヴァ(V)asedou病とⅤを連想してみましょう。


どうでしょうか?これでⅠ~Ⅴまで覚えられませんか?

問題で出るのはⅠ型がほとんどですが是非この機会にⅠ~Ⅴ型まで覚えてみてはいかがでしょうか?


答え(1)


ちなみに、「アレルギーの表示義務の覚え方」も紹介していますので興味のあるかたは次のリンクへジャンプしてみてください。

リンク http://inufukuken.exblog.jp/15728119/
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by inufukuken | 2012-11-05 19:03 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

免疫グロブリンの覚え方(第19回―107)

免疫グロブリンに関する記述である。正しいのはどれか。

(1)IgGは補体と結合し殺菌作用を促進する。
(2)IgAは胎盤を通過し新生児の免疫を担う。
(3)分泌型IgMは消化管の局所免疫を担う。
(4)IgDは抗原の侵入によって即時的アレルギー反応を引き起こす。
(5)IgEは抗原に対する一次免疫応答において産生される。


解答は、問題集でご確認ください。
ここでは、問題の解き方を紹介します。

まず、頻出問題の胎盤を通過できる唯一の免疫グロブリンがIgGです。
Gの形が大きいお腹のお母さんに見えてこないでしょうか?Dもありますが、Dはまず出題されません!!
見えなくてもD・A・M・G・Eしかありませんから、その中で一番それらしく見える!と思ってください。よく出ますので忘れないと思います。
よって(2)は×。

次に消化管の局所免疫とあります。IgAは分泌液中に多く含まれ局所免疫に関与するのが特徴です。
ここではIgAのAが分泌の(分)の上半分のハに似ていることからAは分泌と覚えましょう。よって(3)も×。

次に、即時型アレルギー反応と言えば、前回紹介したアレルギEーのIgEです。よって(4)も×。

残った(1)と(5)が両方正解となります。

これは厚労省からの発表ですが、出題者的には、(5)はIgMを意識して問題を作ったと思われます。ただし、IgEもアレルギー反応では一次免疫応答としてIgEを産生することから(5)も正解になったと思われます。


IgMの覚え方としては、細菌やウイルスに感染したとき、最初に作られる抗体ということで、作られる速さマックス(Max)のMと覚えましょう!あまり出題されませんが…。

ちなみに、量が一番多いのはIgGです。Gと言えば、ジャイアンツ(巨人)。私は、野球ファンが一番多いのはジャイアンツ?と覚えました。

正解(1)と(5)
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by inufukuken | 2012-11-04 19:37 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

アルドステロンの覚え方

アルドステロンは遠位尿細管でナトリウムの再吸収促進とカリウムの排出を促進しています。ちなみに心房性Na利尿ペプチドはその逆の働きをします。

なかなか覚えられないあなたにこのゴロを紹介します。


アルドステロンという言葉からなんとかカリウム排泄を連想できないか考えました。柔軟な頭を持つあなたなら「ト」が「K」に見えてきませんか??

アルドステロン

アルステロン

アルステロン

あるK捨てろん

こんな感じでいかがでしょうか?

あるKを捨てるからKつまりカリウムは排泄、ナトリウムは再吸収と覚えましょう!
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by inufukuken | 2012-10-25 00:22 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)

頭蓋骨(脳を保護する膜)

脳を保護する膜は

外から

(頭蓋骨)―硬膜クモ膜軟膜―(脳)

です。

覚え方を考えました。

図画書こう熊いないん?

ズガ カ コウ   クマ イ

頭蓋骨  硬膜  くも膜  軟膜
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by inufukuken | 2012-10-21 19:02 | 人体の構造と機能(53) | Comments(0)